昨日、四谷の紀尾井小ホールでおこなわれた現代小唄作曲家グループの「15回記念演奏会」を妻と聴きに行きました。
35度を超える猛暑の中でしたが、糸(三味線)の軽快さと艶のある唄声に“涼”を感じました。そして、日頃聴くことの少ない邦楽だけに「和の文化」の魅力を改めて感じたひと時でした。
9組の演奏はすべてオリジナルですが、現代風もあれば古典から持ってきた唄、長唄や浪曲を参考にされたと思われるものなど実に多様で、興味深い演奏会でした。
その中で判りやすく面白い小唄をひとつ。
「うさぎ」 作詞・作曲 千紫巳恵佳(せんし・みえか)
うさぎの体はなぜ丸い
うさぎのお目々はなぜ赤い
うさぎは月見てなぜはねる
どら焼き ほおばり考えた
まだお若い先生のようですが、このように親しみやすい小唄を多く作られるなど、ご活躍されているようです。
そして、このような小唄が広まれば小唄ファンも増えるのでは・・・と感じた次第です。(^o^)