■電気のお引越しについて
【旧住所(旧居)での「電気使用停止」手続き】
引越しが決まったら、旧居の電気を停止する手続きが必須です。これは通常、引越しの1~2週間前に、Webまたは電話で行います。特に引越しシーズン(3~4月など)は混み合うため、早めの申し込み(目安:引越しの1週間前まで)が安心です。
申し込み時には次の情報が必要です:
・契約者名義
・お客さま番号(検針票や請求書に記載)
・旧居の住所
・停止希望日(通常は引越し当日やその直前)
・支払い方法や新居の住所(請求手続きのため)
基本的には立会いは不要で、ブレーカーを落として退去すれば手続きは完了します。
【引越し先(新居)での「電気使用開始」手続き】
・東京電力(TEPCO)と引き続き契約する場合
新居でも東京電力と契約を継続する場合、停止と開始を同時に手続きできるケースが多く、Webや電話で申し込みできます。
Webによる申し込みは引越しの1ヶ月前から当日まで受付されています。
ただし、混雑や時間帯によっては当日の開通ができない可能性もあるため、少なくとも引越し3営業日前までに申し込むのが望ましいです。
電話受付もありますが、プラン(規制プラン・自由料金プラン)により窓口番号が異なるので確認が必要です。
・新居で新たな電力会社(新電力)と契約する場合
旧居の電気を停止する手続きは旧契約会社(例:東京電力)に、
新居の電気を開始する手続きは新しい電力会社にそれぞれ申し込む必要があります。
【手続きの流れとしては】
・現契約会社で「解約(使用停止)」手続き
・新電力会社で「使用開始」手続きを別々に行います。
※供給地点特定番号(22桁の番号)などを準備しておくとスムーズです。
■まとめ(手続きのタイミングとポイント)
旧居:1〜2週間前までに停止手続き(Web・電話、立会い不要)
新居:1ヶ月前〜1週間前までに開始手続き(東京電力の場合は3営業日前までが安心)
電力会社が変わる場合は、停止と開始の手続きを別々に
これらを踏まえて、早めに計画的に手続きを進めれば、引越し当日から安心して電気が使えます。
■youtube動画の台本
賃貸契約に関する初心者向けセミナー。
【登場人物】
やまだ:素朴な疑問を持った女の子(参加者)。不動産業界はまだ慣れていない。
講 師:不動産屋で働くベテラン社員。現場経験が豊富。
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やまだ
先生、今度都内で引っ越すんですけど、電気ってどうすればいいんですか?なんか勝手に切り替わると思ってたんですけど…
講師
あぁ、それがね、電気は自動で切り替わらないんだよ。
まず旧居、つまり今住んでいる部屋の“電気使用停止”の手続きをする必要があるんだ。
やまだ
えっ、停止の手続きっていつすればいいんですか?
講師
だいたい引越しの1~2週間前が目安だね。
混み合う時期はもっと早めに。契約者の名前や住所、お客さま番号、停止日を伝えて、最後にブレーカーを落としておけばOK。立会いはほとんどの場合いらないよ。
やまだ
なるほど…。じゃあ新しい家は?
講師
新居では“電気使用開始”の手続きをするんだ。
同じ東京電力を使うなら、停止と開始をまとめて手続きできることも多い。Webや電話でできるし、引越し3営業日前までには申し込むと安心だよ。
やまだ
もし新しい電力会社に変える場合は?
講師
その場合は別々に手続きする必要がある。
旧居は今の電力会社に停止を依頼して、新居は新しい電力会社に開始を申し込むんだ。そのとき“供給地点特定番号”という22桁の番号があるとスムーズだよ。
やまだ
ふむふむ…でもたくさん連絡するの大変そう…。
講師
不動産屋さんに相談すれば、無料で電気・ガス・水道・インターネットなんかを一括で手続きできるサービスがあるので便利だよ。
やまだ
わぁ、それなら忘れずにできそう!
じゃあまとめると…旧居は1~2週間前に停止、新居は1ヶ月前~1週間前までに開始、電力会社が変わるときは別々に、ですよね?
講師
その通り!
早めに動けば引越し当日から快適に電気が使えるよ。
やまだ
ありがとうございます!これで停電生活にならずに済みそうです!
以上