真民さんの詩国
竹の子
もうすぐ母の命日がくる
竹の子が出だすと浮かんでくるのは
母のことである
わたしが満八歳の時父が急逝し
いっぺんに貧しくなり
北がわに竹林のある
小さい家に母と残された幼い
五人の子は移ってきた
そんなことから春になると
花よりまず竹の子が
季節を知らせた
掘りたての竹の子は
毎日食べてもあきなかった
最後に母に会った時も
母は竹の子をさがして
食べさせてくれた
ああもうすぐ三十回忌がくる
坂村真民
今日も命を授けていただきありがとう (^-^)
二度とない人生
だから 今日が大事、今日が大切
今日もいい日でありますように 【合掌】
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