3月16日(火)
今日見た仏像の数は1000を超えたと思う。
朝7時30分からピンダヤのシュエウーミン洞窟に向かう。山、中腹の整備された登山路を歩き洞窟に向かった。この山道で彼女の父親が残念そうにしていた。それは、この地域の歴史を大切にする仕組みができていないことであった。それは登山路の頭が奪われ、掘り返されている仏像から見て取ることができた。また、その地域にある伝説が体系だって伝承されていないことも危惧していた。その伝説は巨大蜘蛛の伝説である。昔々、巨大蜘蛛が山に住む妖精7人を洞窟の中に閉じこめてしまう。その蜘蛛を退治するために王子が出向き、得意の矢で仕留めることに成功する。その後王子は妖精の1人と結婚し、この地域はますます発展したという。この話は私が持っている地球の歩き方への記載はなかった。つまり仏像にしても、伝説にしても観光地を作るという観点からの働きかけがほとんど行われていないということであった。一方で日本のことを考えてみると、歴史的に意味のあるもの、場所、話などは一定の形として残っているように思う。家から近い鎌倉にしても、建築物のほとんどは入館料を徴収する仕組みができていることを思い出した。かつて小学生時代の鎌倉遠足はどこに行っても、面白味を感じた記憶はないが、今ではしっかりと観光地になっている現状に感謝することができる。