ふだん気がつかないものの多くは、五感でとらえられないのですが、それらのうち「時」について思うところがあります。
昔から時を刻む装置には日時計・砂時計などの時計があり、皆で時を共有しています。その表的なものが夜が明けて人々が目覚める時、腹が減ってご飯を食べる時だと思います。
生きている限り、勉強する・遊ぶ・何もしない、などの時は体の動きに表れますが、心の中で考えている状態(時)などは表れません。
考えていない場合でも「体の一部」や「思い・心」を動かし変化させているものがあるように思います。代表的なのは筋肉や臓器を動かしている自律神経によるもので誰でも知っています。では心を動かしているものは何だろう、と考えてしまいます。
心の動き・変化も自律神経のようなものが作用しているのだろうと思います。
心にしろ体にしろ誰もが必ず持ち合わせているものです。どちらも自律神経のようなものが核になっているのだろうけれども作用を及ぼした結果が、見えるか見えないかの違いがあるだけだと思います。
人間を生かしているものがあって、心と体を変化・成長させています。体を成長させているのが自立神経で、心を変化させているのが「自律神経もどき」なのでしょう。
自律神経は心臓と肺にリズムを生み出し多様な動きを支えています。「もどき」も心の核にリズムを作っているように思います。
心のリズム、言い換えれば心の時です。