ブログ・コンテスト二回目のテーマは、リビングにおける理想のソファである。


テーマが、理想の椅子であったら、誰がなんと言おうと、ガウディの「椅子」。


そう、これ!



ここで、ガウディについて、長々と薀蓄を述べるところであったのだが、残念。


ソファだそうである。


私が、リビングで過ごす時間が短いことは、前回のテーマの際にも述べたのだが、


では、どんな時に、リビングを使うか?


仕事も一段落した夜、アルコールでも飲みながら、好きなDVD(ビデオの場合もあり)を


心行くまで鑑賞する。


これにつきる。


私にとって、この時間こそ、最も贅沢なくつろぎの時間である。


そんな、くつろぎの時を支えてくれるのに、ソファ、(もしくは、椅子)の存在は欠かせない。


興が乗れば、朝まで、DVDを鑑賞する場合もある。非常に、長時間、座る。


座り心地、すなわち、機能性、実用性は、第一に、考えなければならない。


そして、リビング全体との調和性。


いくら、座り心地が良くても、自分の趣味に合わないものが、どーんと置いてあっては、


くつろぐどころではない。


視覚的に、自分の好みのものであることも、検討しなければならない。


第一の座り心地の点では、めちゃめちゃ細かい、こだわりがある。


まず、座面が低いこと。


一人掛けであること。


両肘を肘掛に掛けることができること。


肘掛の幅が広いこと。


この肘掛が譲れない点である。背もたれと合わせて、すっぽり包まれている感触が落ち着くのだ。


材質は、触り心地の点からいうと、布製が理想なのだが、


手入れのしやすさと長く使えるかを考えると牛革になってしまうだろう。


そして、視覚性の問題であるが、飽きの来ないシンプルなものがいい。


シンプルでありながら、適度に、自己を主張するもの。


ソファは、リビングの大切な顔である。どんなものを選んでいるかで、センスが問われる。


好きなデザイナーはたくさんいる。


ライトやネルソンも考えた。


だが、ネルソンのマシュマロなど、モデルルームならいざ知らず、部屋におけるものではない。


あれは、美術館で鑑賞するにふさわしい。


リビング全体をベージュ系で作ってあることから、色も、それに調和するものでなければならない。


このあたりまで考えて、私の理想のソファは決まった。



ル・コルビジェのLC2 グランコンフォートのホワイトである。


リプロダクト製品になるが、かえって、自分の好みを反映させられていい。


スキンの質や色まで、自由に変えられるショップがたくさんある。


写真のものは、クッション部がウレタン製なのであるが、私としては、スプリングのものが欲しい。


スキンは、購入する時の予算によるだろう。


この一人掛けを二脚、部屋に置きたい。


二人掛けを置くことも考えたが、今は、それほど、大人数の来客があるわけでもないので必要ない。


第一、部屋が狭くなる。


もう少し、広いリビングのある部屋に引っ越した時に、必要があれば、二人掛けや三人掛けを


買い足していけばいいだろう。


こういう買い足しができるのも、デザイナーものの利点の一つである。


市場からなくなるということがない。


で、購入方法であるが、インテリアショップを何軒かめぐって、一番、座り心地の良かったメーカーを


控えておき、オンラインショップで、最も安く、その商品を扱っているところでオーダーする。


時間がなければ、オンラインショップで、予算と相談しながら、直接、購入。


以上




*グランコンフォートに興味のある方のために、リンクを張ってあります。

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