昨日書いた右手の情報を少し詳しく書いておきます。

これは頸椎の脊髄を切った後、ほとんど感覚を失った私の例ですのでどれだけ参考になるか判りませんが、今後同じく脊髄内腫瘍を経験する方々のために残しておきたいと思います。

私自身は、いわゆるしびれと言うより、なかった感覚が戻ってきている経過だと思っていますが、なんと言うべきなのかは判断できていません。

私が2日前に最もショックだったのは、あまり戻っていない右手の手のひらの感覚が自分の想像を超えるほど違っていたことでした。

目を閉じて自分の手のひら👋に何を触っているのかを作業療法士さんとテストしました。

タオルやペーパータオル、スポンジなどでまずは手のひらをこすられました。

その3種類はしょっちゅう感覚を入れるために使っている素材だし擦られていることから想像しておおよそ言い当てることができました👍。

私がショック😵だったのは下記のような柔らかいビニールボールを渡された時でした。

これらは事前情報がなく何を握らされているのかがわかっていませんでした。

まずはソフトボール位の大きさのあまり空気の入っていないこのボールを渡されました。

療法士、これの温度はどうですか？

私、冷たいですね。

療法士、硬いですか？

私、かなり硬いですね。鉄ですか？

療法士、形はどんな形ですか？

私、あまりよく分かりませんが球体だと思います。

目を閉じたまま、続いて顔の大きさ位の同じくツルツルのボールを渡された時です。

療法士、温度はどうですか？

私、先ほどと同じように思いますがよく解りません。

療法士、材質はどうですか？

私、同じく固いと思います。

療法士、大きさはどうですか？

私、先ほどと同じ位だと思います。

目を開けてくださいと言われて

！(◎_◎;)

めちゃめちゃびっくりしました。

まず1つ目のボールは7割位しか空気が入っていないので握ったらかなり凹んでいました…

😱

二ヶ月近く経つのに感じてない…

それを分かってない…

顔位の大きさのものはかなり空気が入っていました。

それが表面の材質、大きさ、質感、握っている潰している量、のどれもわかっていない…

(￣◇￣;)

絶句❗️

昨日も書きましたがそれまでお箸を持ったり字を書いたりと言うことにトライしようとしていたのですがこれだけ手のひらの感覚がないとすると細かな字が書けるわけがありません。

と言うことでこの午後のセッションで、まずはこれをなんとかしようと言うことでこのボールの感覚になれることにしました…

次の投稿では柔らかく握る、あるいは

鉛筆を握る感覚について記載したいと思います。

腫瘍摘出後7.5週〜右手の感覚