夏の間にあんなにも青々とした葉を繁らせていた木々も今は寒そうに氷をまとい、凍えそうな細い枝を時折震えさせ、まるで根のように冷たい色の空に伸ばしていた。
吐き出す息はまるで雲のように真白くキラキラと光に輝き消えていく。
何もかもが凍てついた白銀の世界で僕は出逢った。
葉のない銀細工のような枝と氷のような白薔薇が咲いているその傍で
雪のように凍える色のドレスを纏い佇むーーー
冬薔薇の妖精に』
そんな…
どこかにありそうな童話の1節をイメージして作った幻想童話ドレス「冬薔薇(ふゆそうび)」
を作りました。
前回の冥府のドレスが楽しかったので折角なのでシリーズ化してみました。
基本量産が苦手なので一点ものシリーズは作って楽しいです。
今後も色々な薔薇を作りたいなーとおもったり。
ボークスのスーパードルフィー専用のアウトフィット、再販なし一点もののドレス、
今回の推奨サイズはSD13です。
SDだと胸元がスカスカになっちゃうのであんまりオススメしません。
後で編み上げて着用するので16も着れるとは思いますが。
コルセットは外して着用ができます。
ちょっと神話の女神みたいな。
薔薇の造形部分はこんな感じ。
素材は弾性のある樹脂粘土なので少し広げて装着します。
念のためリボンを通してますが、撮影の時着けなくても大丈夫でした。
白い雪をイメージしてるのでブルーグレーのような、グリーンのような淡いグラデーションです。
ガラスビーズを散りばめてます。
編み上げるリボンはシルバーと白の2種類です。腰の部分のリボンはピンで止めるタイプ
一枚目と三枚目は朝の光で撮りました。少し明るさを上げてます。朝だと青が強くなる感じ…
複雑な色味だったせいか撮影時間によって写りはかなり変わります。
腰の部分にはシフォン生地の薔薇がついてます。後ろ側にももりもりつけてます。
今回はスカートの中に腰の部分を膨らませるためバッスルを着用します。
あっても無くても可愛く着れますがふわふわ感とゴージャス感が増します。
素敵なドールさんと出会えますように…