友情。
小学校1年生から家族で付き合っていた友達がいた。彼は漫画を描くのが得意だった。
彼と僕の父とで、映画「ドラえもんとのび太の恐竜」を観に行ったのを覚えている。
今も、彼のお母さまと私の母は親友として付き合っている。
小学生6年生の時、鉄道模型Nゲージを教えてくれた友達がいた。
真冬、朝4時に起きて、多摩川の東海道線の鉄橋の下に彼と自転車で行き、ブルートレインの写真を撮った。
その時、僕は白いジャンバーを着ていたのを覚えている。
中学校の同級生で、中学・高校と首席だった友達がいた。
彼と競って勉強を一生懸命した。彼は優秀だった。
彼は僕を上に引き上げてくれた。
アルバイトを始めてしたときに、一緒だった友達がいた。
彼は居酒屋でベテランだった。僕は黙々と皿洗いに専念した。
彼に世間を教えてもらった。
大学生になり、
部活動員になっていた時もあれば、アルバイト・契約社員として働いているときにも、
何か暗い僕を温かく見守ってくれた友達がその時、その場所にいた。
新入社員の時に、
1か月に1回くらいは、会社の近くのインドカレー屋さんで、
同期や会社の中の話をした友達がいた。
そして、20代の最後の頃、僕は東京本社から干されて、
神奈川支社に移り、そこで、多くの親友たちを得た。
その中に、先輩がいた。
僕は、前述のとおり閉鎖的で暗闇の中にいた。
そんな時に、彼は八景島にみんなと一緒に連れて行ってくれた。
海に隣接したシーサイドパラダイスの太陽が反射した光は、
僕にはとっても眩(まぶ)しく映った。
そこで、僕は思いっきり笑ったなのだった。
ドッチボールをして、女の子に思いっきりボールを投げてしまった。
興奮していたのである。
彼は、あの時から良きリーダーだった。
彼に、世界の広さを教えていただいている。
でも、最近、どんな広い世界も身近な存在であることを僕は感じてきた。
先日、彼と映画「ゴールデンカムイ」を観に行った。主人公の闘争心が凄かった。
帰りに喫茶店で、彼に怒られた。
僕は、間接的に人事塾でアルバイトをさせてもらいたいと言っていた。
彼は、「働きたいなら、人事塾に来ている人に採用してもらえ。」と。
すぐに僕は理解できた。「こんなに気を遣ってくれて、大切にされているのに、更に働かせてお金くれ」
では本当に失礼だなと思った。申し訳ないなとその時思った。
彼は僕に対しても人に対しても一生懸命なんだ。それでいて、近い人間には厳しい。経営者としての資質だろう。
いつも寝る暇もないに違いない。そんな彼の言うことを尊重できた。
人事塾200回おめでとうございます。
当日の銀座でのパーティーは、僕は多忙で体調が悪かったこともあり何もできなかったですが、
人事塾運営メンバーと理事二人が白い背広を着て壇上に立った時の姿は、「立派だな」と思いました。
これからも、僕は参加メンバーとして、ボランティアとして頑張ります。
人事塾では人材業界の人脈が作れるので、利用させていただきますね。
40代~50代が多く、もちろん若い人もいて、みんな同じ苦労をしてきたという仲間意識があり、同志であります。
興味のある方は、ぜひ、参加してみてください。
ところで、僕の恋愛対象は、これでも女性なんですね。笑。
仕事ではしたたかさがあるのに、恋愛では純粋。ただの馬鹿です。
でも、そんな自分でも最近はいいかなと思うようになってきました。
「人材業界のフーテンの寅さん」として、これからも楽しみたいと思います。