・明日自分が着る服を決める
・自分でお手伝いすることを決める
・夕飯のメニューを決める
など、子供が自分の意思で決められることが生活の中にはたくさんあります。
もし選択の幅が広すぎる場合には、
２択まで親が決めて「どっちにする？」でもいいでしょう。
子供の出した決断に、
「どうしてそれを選んだの？」と聞いてあげてください。
「なんとなく」「好きだから」ではない自分なりの理由が答えられるか、確認してみましょう。
例えば、着る洋服を選ぶときであれば、
「明日は寒そうだから、暖かそうなこっちの服がいい」という答えができたら花まるです。
このような経験の積み重ねで《選ぶ時には理由が必要だ》と考える習慣が身につきます。
なんでも親が決めてしまうのは、この思考の機会を奪ってしまうことになり、もったいないです。
また人に決めてもらうことに慣れてしまうと、
うまくいかない状況に出くわしたとき、他人のせいや環境のせいにしてしまう思考に陥りやすくなるかもしれません。
人生は決断の連続だといわれます。
状況を見極め、自分の意思で決断し、行動する力は親の手を離れてからより必要となります。
幼少期に「〇〇だから、これがいい」と、
自分の決断や選択に理由付けができる思考は一生役立つ能力です。
だからこそ、親は「〇〇だから、こっちがいいとお母さんは思ったわ」といったように、
お手本を示すことで判断基準を丁寧に言葉にして教えてあげるようにしましょう。
自分の人生を他人の選択に委ねることなく、
自分の意思で生きていける思考力を幼児期より育てていきましょう。
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