理事を務める環境委員会で岡山県吉備中央町を訪問し、国が定める暫定目標値を大幅に上回る高濃度のPFOS、PFOAが検出されたダム、汚染源と考えられている近傍の活性炭の元資材置場などを視察し、町役場で山本町長はじめ行政関係者と意見交換を行いました。
 自然界でほとんど分解されず「永遠の化学物質」と呼ばれるPFASのうち、PFOS、PFOAは条約で廃絶等の対象となっており、法律に基づき、製造・輸入等を原則禁止するとともに、水質の暫定目標値を設けています。
 吉備中央町は血液検査、健康相談や補償等の対応を行なっておりますが、これまでの対応の反省や課題感も率直に聞くことができました。国は昨年、専門家会議を開催し、PFASに対する総合的な対応策等を公表していますが、今回の視察を通じて、吉備中央町への支援や同種の事案に対する対応など、まだまだやらなければならないことがあると実感しました。視察メンバーとともに、今回の経験を国政に活かしてまいります。
 なお、吉備中央町から、報道で本件が取り上げられる度に農産物や観光等への風評被害が甚大になると聞きました。吉備中央町では、高濃度のPFOS、PFOAが検出されたエリアからの取水をかなり前に停止しており、また、安全対策に万全を期していることも申し添えたいと思います。