本日の性犯罪・性暴力対策強化のための関係府省会議で「痴漢撲滅に向けた政策パッケージ」について報告がありました。痴漢は重大な犯罪です。それにもかかわらず、周囲の人が被害を軽く扱ったり、被害者自身の服装や行動を責めるような態度を取るといった二次被害により、被害の申告をためらわせてしまい、泣き寝入りを招いているといった現状が、多方面から指摘されてきました。被害者は一切悪くありません。この政策パッケージは、痴漢への抜本的な対策を求める声に、政府として応えていくため、初めて関係府省において取りまとめたものです。特に若年層にとって、痴漢は身近な性犯罪となっています。このため、性暴力の防止等に取り組む大学生の団体等に協力をお願いし、寄せられた意見に私自身が目を通した上で、痴漢撲滅に向けた今後の施策を取りまとめました。御協力いただいた皆様には、近く直接お会いし、この政策パッケージを確実に実行していくことをお伝えしたいと考えています。