河津桜とクレアとなります。今年ももう直ぐ桜の季節です。この日は3月7日ですので、ソメイヨシノが咲くのは後10日ほど先でしょうか。
また、別の日の写真です。妻の犬服作りもだいぶ上手になりました。オーダーメイドですのでキツかったり緩かったりしませんので着心地も悪くないと思います。
しかし、クレアも11歳です。疲れると嫌だと写真を断ります。
私「最近、よく眠るよね」
妻「そうだね」
なんと無くですが、寝ている時間が増えたように感じます。
下の写真は、築地の杉本で私が一番最初に購入した和包丁です。約18年ほど前に刺身包丁が欲しくて取り敢えず築地に行きました。
妻「気をつけて行ってきてね」
私と娘「はーい」
包丁を研ぐなどこれっぽっちも考えていない頃です。築地に着き、色々と包丁を売っているお店を探しました。比較的に、敷居が高くなく感じた杉本の前で足を止めました。
私「どうしようかなぁ、、、刀みたいで格好いい」
最初、柳刃包丁を考えたのですが、娘がまだ幼少の頃です。なんとなく尖った刃先は危ないと考えて蛸引き包丁にしました。
長さも使いやすいものと考えました。お店の人に相談もしたかも知れませんが、昔過ぎて忘れました。
今日は色々と用事があったため1時間程度で研ぎ上げました。
最後に巣板で曇らせました。以前紹介した曇らせる石になります。
クレア「お父さん、最終で良いのですか」
私「そうだね、、、もう少し研ぎますか」
間に何本か入れたのですが、久しぶりにハッカを使うことにしました。この石はとても優秀です。綺麗な刃先と綺麗な切刃にすることが出来ます。
タコ引きを研ぎ上げて、「豪作」も研ぐことにしました。
最近はタコ引きばかり使っていました。確かに使ってみると短い包丁は使いやすいものです。刺身を切るでも困ることは有りません。車も包丁も小型の方が使い勝手は良いと感じていました。
今回、久しぶりに豪作を研いで感じたのですが、尺の包丁は大きなものだと感じました。尺サイズの包丁でも、毎日使っていると大きくは感じません。尺一でも同じ感覚です。しかし、小さな包丁ばかり使用していると尺の包丁でも大きく感じる事がわかりました。
ハッカを使った研ぎですが、
弟子「どうでした」
私「ハッカで研ぐと刃は光ります。矢張りこれはこれで格好が良いものですね」
ハッカで研ぐと良い刃がつきます。今日はこの包丁でお刺身を久しぶりに切ってみたいと思います。
以前、砥石ごとに切った材料での味比べをしたことがあります。
ハッカで研ぐと人参などがとても甘くなります。使う砥石で味は変わります。包丁でも味に違いがでます。切れるでは、使った後の事はあまり関係がないかも知れません。しかし「切れ味」となると「切った後にどんな味になるのか」までを指す研ぎ方です。
弟子「やっぱり味の違いはありますか?」
私「変わります、、、しかし、一々感じながら生活をするかと聞かれれば難しいと思います」
味は変わりますので、専門店でお客さんに出す料理ならば意味はあると思います。しかし、家庭でのことなので意識をしない限り、家族は気が付かないかも知れません。
弟子「でも、人参嫌いの子でも食べられるとの話も聞いた事がありますが」
私「確かに、素材の雑味が出ないことで嫌いな人がその素材を食べられると聞いた事はあります」
これは本当にあるようにも思います。
本日のまとめ
今年でクレアは12歳になります。
私「クレアも年女だね」
クレア「辰年生まれです」
クレアが来て11年と8ヶ月くらいが経ちます。早いものです。
最近は包丁を研いでいないと書きました。確かに昨年は殆ど研ぎませんでした。しかし我が家の包丁は切れなくはなりませんでした。2年くらい前に研いだ知人が仕事の関係で会うことがなくなります。
私「最後に研ぎましょうか」
知人「昨日も主人が使っていたけど、切れるから大丈夫です!」
使用する頻度が分かりませんが、まだ切れるとの事です。悪い研ぎではなかった様です。
本日はクレアを含めて知人のワンちゃんのお誕生会でした。
集合写真ですが、真ん中がクレアです。
私「お誕生日おめでとうございます」
クレア「実際は来月ですね」
そうでした。まだまだ元気なクレアを見るのがとても嬉しく幸せを感じる瞬間です。