こんばんは、おぎのあずさ(荻野梓)です。

 

昨日は、保健医療・子ども家庭支援等福祉対策特別委員会と、未来創造・教育力向上特別委員会があり、どちらも傍聴しました。

 

そのうち、未来創造・教育力向上特別委員会について書きます。

 

報告事項が2件ありました。

  1. 英語教育について
    1. 国の動向
    2. 本市中学校における英語教育の取り組み
      1. 「5ラウンドシステム」指導法の導入
      2. 「GTEC研修事業」による授業改善の取り組み
      3. その他、指導課による学校への支援について
  2. いじめ根絶に向けた取り組み状況について
    1. いじめ根絶に向けた取り組み
      1. いじめ対応教員研修会
      2. いじめ認知・解消に係る各学校から市教育委員会への報告
    2. いじめ問題に関する調査状況
      1. 事案1について
      2. 事案2について
      3. 事案3について
      4. 事案4について

 

  1. 英語教育について

 

ざっくりとしたタイトルですが、ほぼ中学校の英語教育についてで、小学校での取り組みは報告がありませんでした。

 

中学校では、令和3年度に導入した「5ラウンドシステム」が今年度4年目になるとの報告。

 

また、その導入に併せて「GTEC研修事業」を開始。

全中学生がベネッセコーポレーションが提供する「GTEC」を受験し、その結果をもとに、学校・指導課・ベネッセで今後の授業改善を目的とした結果の分析を行い、教員の授業力向上を通して、生徒の学力向上につなげているそうです。

 
委員からは、

 

Q. 隣のさいたま市が、4年連続全国1位になっており、それを見習わないのはなぜか。

A. 今回は熊谷市を参考にした。(まぁ確かに、さいたま市は政令指定都市なので県教委の意向を受けずに独自の教育方針を打ち立てられ、先生の給与も上げられますからね……)

 

Q. ベネッセは過去に個人情報流出があり信用していないが、個人情報の取り扱いについて留意されているか。

 

A. 契約書により取り決めをしている。(???)

 

等の、手厳しい質問が出ていました……

 

国は、2027年までに全ての都道府県・政令指定都市において、中学校卒業段階でCEFR(セファール)のA1レベル相当以上、高等学校卒業段階でCEFRのA2レベル相当以上を達成した中高生の割合を5割以上にすることを目指しています。

 

 

川口市立中学校に通う生徒のうち、CEFR・A1の子の割合は現在、37.8%だそうです……

 

 

  2. いじめ根絶に向けた取り組み状況について

 

本市で発生したいじめ事案の定期報告です。

今回は4件報告され、うち1件は継続中、3件は終結とのことでした。

 

その中で、部活動でLINEを連絡用として用いているとの報告があり、委員から以下の質問がありました。

 

Q1. 部活動でLINEを使うことを川口市は許しているのか?

A1. 部活動指導員と子どもが直接連絡を取れることになってしまうので、原則禁止。(原則って何?)

 

Q2. 今回の案件でもSNSでのいじめが散見されるが、SNSについて子ども達と保護者ににどうしどうしているか。

A2.  生徒には、「名誉棄損罪や侮辱罪にあたる」「児童ポルノ法違反にあたる」「少年院送致されることもある」等、具体的な事例を挙げて指導している。また、中学校でスマホを買い与えるご家庭が多く、毎年4月と12月(多分クリスマスプレゼント時期?)に、PTAを通じて親に対しても同様の内容を通知していただいている。

 

とのことでした。

 

* * *

 

明日は、私が所属する都市基盤整備・防災力向上特別委員会があります。

委員としてしっかり臨んで参ります。