こんばんは、おぎのあずさ(荻野梓)です。
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今日は、川口市議会、都市基盤整備・防災力向上特別委員会がありました。
傍聴したので、そのメモを残します。
報告事項が2件と、視察が1件ありました。
- 特定生産緑地の指定状況について
- 生産緑地地区の概要と特定生産緑地の創設
- プロジェクトチームにおける検討と課題等
- 特定生産緑地指定状況の報告と先の特別委員会に示した課題等への対応
- 30年経過を目前とする現在の状況と今後に向けて
- JR川口駅周辺の再開発事業について
- 川口栄町3丁目銀座地区第一種市街地再開発事業
- 川口本町4丁目9番地区第一種市街地再開発事業
(現地視察)
- 川口栄町3丁目銀座地区第一種市街地再開発事業について
1. 特定生産緑地の指定状況について
「特定生産緑地」とは、2017年(平成29年)の生産緑地法改正によりできた指定制度です。
もともと1992年に生産緑地法が改正された際に「生産緑地」という指定制度ができ、それは30年の農業継続を条件として、固定資産税の減免と、贈与税・相続税の納税猶予という優遇措置を受けられる制度です。
30年経ったら、農業を止めて宅地等へ転用することも可能となるため、2022年に大量に農地が失われるのではないかという懸念があり、国の法律改正で「特定生産緑地」ができました。
「特定生産緑地」は、引き続き税制優遇が受けられ、さらに10年毎更新と、利用しやすい制度になりました。
川口市でも、「生産緑地」問題に対応するため、関係課職員でプロジェクトチームを立ち上げ、検討を重ねてきたそうです。
令和元年度実施の意向調査では、農地継続35%、全てor一部解除21%、未定38%という回答で、農地大量解除の恐れや、その一方で、高齢化・担い手不足等で農地を継続することが難しい方への支援等、検討と課題の洗い出しがされてきました。
令和2年度から、「特定生産緑地」への指定申請受付を開始し、丁寧な対応に努めた結果、令和4年8月末時点における継続する生産緑地(特定生産緑地指定)は、市内農地面積の88.7%(97.49ha)、農地解除見込みは11.3%(12.48ha)だそうです。
また、2018年に「都市農地の賃借の円滑化に関する法律」が制定され、第三者への貸し借りがしやすくなりました。
これに合わせ、市も独自制度を拡充し支援しています。
- 川口市農地情報登録制度(川口市農地バンク制度)
- 市民農園の開設支援(農政課、ページ見つけられず)
2. JR川口駅周辺の再開発事業について
川口栄町3丁目銀座地区第一種市街地再開発事業は、公式サイトがあります。
「経緯・スケジュールに関して」を見ると、記載の限り2005年頃から動き始めて、2023年3月に建築工事完了(予定)ということで、約20年弱の時間がかけられた事業なんですね。
事業費は、約363億円。
(うち補助金が、国50億円、県13億円、市36億円)
地上28階、地下2階、共同住宅約481戸(「約」ってどういうことなんだろう……)、1~3階は商業施設・医療モール等になります。
川口本町4丁目9番地区第一種市街地再開発事業も、公式サイトができていました!
こちらも、「事業経緯とスケジュール」を見ると、記載の限り2013年頃から始まり、2023年7月に建築工事着工(予定)、2026年5月に建築工事完了(予定)とのことで、約15年弱ですね。
事業費は、約128億円。
(うち補助金が、国22億円、県5億円、市17億円)
地上28階、地下1階、共同住宅約225戸、1~2階の一部が商業施設、3階の一部が事務所になるみたいです。
再開発事業は、地権者や近隣等との合意が要で、ここに至るまでにかなりのご苦労があったと思われます。
栄町3丁目11番地区はどうなるのだろう……と思いました。
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このブログを書くのに、かなり時間を要してしまいました💦
遅くなり、申し訳ありません。