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今年の絵本23冊目
☆★☆★『美しく青き道頓堀川』 文・桂三枝 絵・黒田征太郎  アートン
【カーネルこそ人間の犠牲者や。】
 桂三枝さんの落語絵本シリーズです。今回の舞台は道頓堀で,主人公はカメの親子です。あまりにも汚い道頓堀川に嫌気がさして,出て行くという息子カメ吉と,ここから離れたくない父ちゃんの会話が絶妙なのです。もうコテコテですから,関西人にはきっと大うけです。そしてただ笑わすだけでなく,ちゃんとメッセージも伝わってきます。

このシリーズは長いのでどうかなと思いますが,意外と子どもたちは聞いています。特に今回はコテコテの大阪のネタなので,十分に満喫したようです。

ということで,
『いつも笑顔で元気です。☆』