久々の更新ですねー。

いやー、、何年いじってなかったんでしょ笑

Twitterのみでありましたが文字数の限界があり復帰します笑

さて、先日終わりました舞台
「サンサーラ式葬送入門」

無事終幕となりました。

最初は皆様にどう伝わるのか不安な作品でしたが多くの皆様に好評を頂き、俳優冥利につきる作品となりました。








13人の男だけの無骨ながら神秘的な作品

神秘的な顔した人全然いないけどね笑



全てなくした男がまとまったお金を作るために体を売り、気付いたら殺し屋に買われ世にも奇妙に巻き込まれ染まっていくような話ですね。


はい。

この何といーますか世にも奇妙な作風



先程不安と言っていたのは


派手な舞台でもなし

オープニングアクトがあるわけでもなし

殺陣があるわけでもなし

盛り上がりのある芝居でもなし


お客様が集中できるのかでした。


だからこそ我々役者陣は個々の芝居、リアリティをしっかりと考えていったのかなぁ

いや、誰しもやってるし当たり前なんですがね。

何と言いますか、、

私的に大事にしたのは生活感です

どんな突飛な設定であれ

殺し屋であろうと、極道であろうと

生きている訳ですから生活感が見えれば役が馴染むと


それを一番深いとこから設定していたのは

イケメン太朗

もとい竹石悟朗ですかね


甲斐として、生まれてからのバックボーンを作り
作った家庭環境が細川の設定と一緒だった
ときに凄い喜んでいたのが印象に残る。


細かいリアリティで言うと

このちっさいオッサン

もとい夢麻呂さんですね

いや、、、なんなん?お祓い的なシーンの動き笑
本物見たことないけど本物にしか見えないよね。


と特筆しましたが、この舞台のオーバー30の俳優達はそれぞれにリアリティーをつけ
生きていたのです。

まーくん(土田卓)のシャボン玉もトマトのおっさんも(結束さん)たかみつも

個人的に福地教光のサングラスが好きです。

外感出しつつ何とも篠塚(役名)らしいというか笑


私も作中で生活感を増やして言ったわけですね。


※チャキさんから引用

私演ず潮田とたかみつ演ず篠塚は相容れない若頭同士

その二人が上の会議が終わるまで待合室にいなきゃいけないシーン
芸者呼んで会議しないじい様達へのイライラ
ただでさえ仕事で邪魔な篠塚がスマホで動画みててさらにイライラ

けども篠塚の暗躍も探りたい


はい、ここで演出家にOKもらい個人的に持ち出したのは「爪やすり」

なんかねこれ使って芝居したら色々噛み合ったんですねー。

視線や動と静が使い分けやすくなった。

そして、たかみつが稽古途中から使い始めた動画もよかったねー

イライラ増すし(ちなみに和牛さんのコントがながれてました)

※一度私の台詞「便所」の後にスマホから「ごゆっくりど~ぞ~」が流れる奇跡がおきました笑


ね、小道具も大事なんですねーって話し。




あとは細川の脚本ですね
この本が更に不思議に生々しくさせていました

しかしこの本取り扱いがあれです


全部立てて台詞言うと嘘くさくなります

だからと流して言うと全部流れます

こう見ると面倒くさそうな本ですね笑


私的なやり方は

「捨てる」

です、捨てると書くと見た目悪いですが

普段我々が会話してる時は全部聞いて聞いてで喋ってないはずですから
本当に言いたい事だけ
立てたり、ペースかえたり、息吸ったりとか色々やってます。
以外はサラサラしてます

このやり方が正解かはわかりませんが私は合うのよねー
※欠点はナチュラルなんで噛みやすいです笑


今まで色々な脚本演出家の方と会いましたが

個人的には細川が一番好きかなー

見てよければ自由にさせてくれるし笑

勿論決まった中でそれ以上を表現するのも大事な事ですがね。




んー、、、

なんか更に長くなりそうだからこのへんにしまーす。



久々に長々ブログ書きましたが

そう思えたのも終わってもなお皆様からの暖かいお声、イラスト、見解が見れたから

書きてー!

と拙いながら書きました。


1人でも俳優が違えばできなかったはずなサンサーラ

この面子だから出来たサンサーラ

ウロボロスになるかもだったサンサーラ


皆様本当に有り難う御座いました!


小川大悟