消費税問題が大詰めです。

週末はお世話になっている皆様へのお手紙、また新聞への折り込み意見広告(四国新聞には長らく断られ続けています。申し訳ありません、、)において、消費税問題に関する私自身の葛藤、及び順序が完全に逆転してしまったことへの心からのお詫びをお伝えさせていただきました。

あまりにも多くのお叱りと励ましをいただき心から感謝しております。

昨日3時間に及ぶ総理出席の議員総会に出席しました。

10回以上手を挙げましたが気合いが足りなかったのか、時間の関係で発言の機会は回って来ず残念です。

総理に聞きたかったのは政策論ではなく政治論でした。

党を割り自公と手を握ったその先に、この党の最高経営責任者として、一体どんな未来、希望、展望、そして勝算を描いているのかと。

いよいよ一両日中にも採決の態度を決めなければなりません。

組織人として、執行部で取りまとめに当たって来た人間として、そして何より消費税の必要性を本質的に、人一倍理解している人間として、反対票を投じるという選択肢はありません。

順序の踏み違え、公約違反のそしり、こうした国民の気持ちを踏みにじることへの申し訳なさ。党分裂が避けられない中で自公と手を握ることへの違和感。今裁決を行うことに反対する趣旨で棄権することも今の自分にはとても素直な気持ちです。

賛成するとしても、流れが出来たからとか、こういう空気だからとか、既に党で決まったことだから、と自分を納得させることはできません。

むしろあまりに問題が多い状況とは言え、この18年間、本当は必要なのに放置され、先送りされ続けたこの問題の進捗の機会が、不幸にもこういう納得のいかない形で回って来たことに対する葛藤と重みを考えています。

環境は整わず、問題はあまりにも多い。しかし一方でそれ自体は本質的には明らかに必要で、採決という事態は重大な歴史的局面。そのとき議席を授かっている議員の一人としての責任の果たしかた、貢献のあり方、意思表示、参画のあり方についてです。

いよいよ本当に腹をくくらなければならないときが近づいて参りました。心して覚悟を決めたいと思います。どうか忌憚なくご意見、ご助言、ご指導をお寄せください。