唯一リビングへの鎮座を許す掃除機。
○それはGフォース。デザインはジェームスダイソン。彼の本国イギリスでは掃除機の紙パック市場は確か、年間150億円超だったとかでこのサイクロン方式の画期的な掃除機を商品化してくれるメーカーはなかったのだ。んで世界中を見回し、キラキラバブルだった日本に注目。サイクロン・ジャパンという会社を設立して、このGフォースを商品化するわけです。それが確か1983年ころだったかなぁ。○どうですか、バブル経済の恩恵を受けたのは日本人だけではないのですよ。この一台30万円以上する掃除機を売って会社設立にこぎつけたジェームスダイソン。○パープル&ピンクのカラーリングはピカイチ。○ちなみに、ブラックモデルもあり、前述したサイクロン・ジャパンは今も健在。
ベリーニっすよ、ベリーニ。
○バブル家電の大きな特徴はマネー。いくらかかッタのか知らないけど、僕が心配することでもないんだけど、海外のデザイナーにバンバン発注しちゃうんですよ。そんな中活躍していた3人衆がベリーニ、コラーニ、ソットサス。いや、他にもいますよ、いますけど僕が好きなのはこのお三方です。○で、デンワでベリーニ、コラーニでてきましたが、今回のミニデカはベリーニっす。○前期モデルはエアーポット、後期は自動になってますのよ。白以外にも赤だのなんだのありましたね。ちなみに後期モデルで定価18000円となんともヤクザなポットでした。でもこの佇まい、いいんだよね。○そのうち家電以外の「+」の部分でボールペンでの巨匠対決も見てみましょうかね。
ライスおかわり。
○炊飯器ってご飯をおいしく炊くのが役目ですが、例えばそれをデザインするとしたらいかがでしょう?アテハカくらいかな、現行のものでデザインされていると思えるものは。でもなー、家の中に豆腐並べてもなーって思っちゃう。○バブル期の炊飯器の中でもがんばってるのは東芝。意外かもしれないけど、彼らが作ったノームなる炊飯器はメッキですよ、メッキ。炊飯器なのにメッキ。メッキメキ炊きます、というのがコピーだったとか違うとか(嘘。○丸くってきらきらしてて、立ち姿が美しい。メッキじゃないタイプのものはダークグレーとホワイトがあるんだけど、ダークグレーしか持ってない(泣。○東芝は円柱&円錐に炊飯器の答えを求めたようですが、ナショナルとサンヨーとシャープはどうしたのでしょうか?それはまた別の話。
巨匠対決電話編
○パナソニックバブル電話に引き続いて登場はNTTからベリーニの「クサビ」、NECからはコラーニ先生による電話。○NTTやるじゃないっすか、ベリーニさんにデザイン発注するなんて。受話器の間に隙間ができていて、そこで本体にホールドされるという感じのデザイン。クサビを思わせる鋭角なデザインが特徴ですね。○コラーニ先生の電話は、コラーニ・ラインとでも言うべき有機的な曲線が美しい逸品。ホワイトパールな配色のおかげで日に焼け気味なのが残念ですが、いいっすよこのカタチ。ボタンの文字に使われているフォント、発売されないのでしょうか?されるわけないですね。○バブルってのは海外の巨匠たちにもガンガン発注を掛けられた時代だったわけですな。