賃借人との唯一残された連絡手段のeメールを頼りに1日数回連絡欲しい旨のメール送っていたところ、通知不可能(おそらく公衆電話)から着信があり出るとご本人だった。
お詫びの言葉もなく普通な感じ。爆発しそうな気持ちを抑えまず聞いたことはラインID。(息子は母とはラインでやりとりをしていると聞いていたので)
すると「私ラインやってないんですよ」と言われたので完全に舐められていると確信。
これはアクターになるしかないと思い、パワフル系にスタンス変更。その後は皆様のご想像にお任せしますが、現在の職場の情報、同僚の名前、勤務体系、給料体系、賃料の財源、他債務、在宅時間などその場で思いつくことは全て聞き、最後に「連帯保証人の設定ができてないので契約違反、解約ですね」といって速攻解約届けを持って本人のところに直行した。
訪問すると本人、風呂上りだったようで頭にヤドカリのようにタオルを巻いてタンクトップスタイル。その露出している肌にはジャパニーズスタイルの刺青。本人、脅しのつもりかもしれないが、ややたるんだ肌に乗っている龍の生気は残念ながら感じられなかった。
解約届に印をおしてもらい、ライン交換をし、期日の数日前からよろしくお願いしますラインを連投し、5月末に無事2ヶ月分の賃料が「他人名義」で振り込まれた。
賃料的には解決。次は今月17日までの退去。保証人なしでも入れるところをアドバイスしつつ、密に連絡をとっていくつもり。
今回の一件で感じたことは、賃料未納のまま大家が泣いたり、トラブルで時間を食ってしまうケースって一般賃貸で管理会社に任せているケースの方が発生する確率は高いのではないかということ。管理会社は会社として仕事をしているし地元の立場もある。強く出ることができずこじれたら裁判制度を利用。
他方、シェアハウスなどの一個人の自主管理大家はトラブル察知も早いだろうし介入度も高いだろうし、場合によっては立場関係なく強く出ることもできる。そして勝負は現場で一対一で判断はその場で行える。
つまりストレスや嫌悪感といったものを相手がどれだけ感じているかによって解決の確率が変わってくるのではないか。おそらく今回のような罪悪感が少なく悪意を感じられる相手に対し、女性スタッフに対応させていたら回収はできなかったと想像できる。
ブログの読者である僕の父はこの記事を心配しながら読んでいると想像できるので父へのメッセージ。
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所有する一般賃貸の半分は管理会社を入れ介入は避けています。今回のような介入は女性専用シェアハウスしか行わないようにしてまして、そもそも今回のような悪意を感じる事故は過去に1件あったかなかったかくらいです。
もっといえばこの件は自社の事前審査に問題があったという認識で、同じことがないように事前審査のルールを変更しました。なので今後はさらに事故確率が下がると思うのでご安心ください。
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