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岩井俊二が手がけた名作ドラマを原作としたアニメーション映画『打ち上げ花火、下から見るか?横から見るか?』は、夏休みの"ある1日"を繰り返す中で、中学生のなずな(広瀬すず)と典道(菅田将暉)が辿り着く運命を描くラブストーリー。

 

本作で、複雑な家庭環境のもと育ちながらも、周囲を翻弄するクラスのマドンナ・なずなの声を務めたのが『バケモノの子』(2015年)に続き、2度目の声優挑戦となる女優の広瀬すず。色っぽさと少女らしさを兼ね備えたなずなを見事に演じきった広瀬に、なずなの魅力、初共演となった菅田将暉とのエピソード、そしてブログへの思いを聞いてきた。

 

 

■なずなの印象は「色っぽい」

 

ーー本作のオファーを受けたときのお気持ちはいかがでしたか?

 

広瀬:前回、声のお仕事をさせていただいた『バケモノの子』がすごく楽しかったので、このお話をいただいたときもガッツポーズでした。アニメーションのお仕事は、本当に楽しくて。

 

 

ーー前作『バケモノの子』のときとは、内容がガラッと変わりましたが、台本を読んだときの感想は?

 

広瀬:『バケモノの子』は、台本を読んだだけでファンタジーの世界に入っていけるような作品だったんです。だけど今回は、脚本を書かれているのが大根(仁)さんということもあって、会話のリズム感や、掛け合いの内容が、実写の映画に近いなという印象でした。良い意味で、普段やらせていただいている作品と大きな違いを感じなかったので、気を張ることなく演じることができました。

 

(C)2017「打ち上げ花火、下から見るか?横から見るか?」製作委員会

 

ーー広瀬さんは、なずなをどのような女の子だと捉えて、演じられましたか?

 

広瀬:色っぽい。生活をしていく中で、自然と背伸びをしなくちゃいけない瞬間がたくさんあった子なんだろうな、と思いました。その一方で、お母さんに連れ戻されてしまうところや、自転車に乗って逃げるところでは、不意に少女らしさが見えたりもして。そういったシーンでは、突っ張った声をだすように意識したりしましたね。

 

 

ーー新房昭之監督からも、そういった指導があったのでしょうか?

 

広瀬:特に「か・け・お・ち」の言い方は少女っぽく、と言われました。でも、他のシーンでは「こういう風にしてください」という指示は、ほとんどなかったです。大丈夫かなって思うくらい(笑)。

 

 

ーーでは、ご自身で色っぽい部分と少女らしい部分を考えながら演じ分けていたのですね。色っぽさを表現するためには、どんなことを意識したのでしょう?

 

広瀬:わざとゆったりと喋るようにしました。トーンが落ち着いていたり、ちょっと吐息が混じっているのが、中学生らしくなくていいかなと思ったので。

 

 

ーー確かに、所々で出てくるなずなの吐息は印象的でした。

 

広瀬:吐息は5~6パターンのバリエーションを録ったんです。長めの吐息や、どこか笑っているように感じる吐息。どのパターンも、いろんな場面で使っていただけたので嬉しかったです。

 

 

 

■歌声披露には、戸惑いも…?

 

ーーなずなは、何を考えているかよく分からないような少し小悪魔な部分がありますよね。広瀬さんご自身は、なずなと近い部分はありますか?

 

広瀬:あります。なずなの行動や考えには共感できました。

 

(C)2017「打ち上げ花火、下から見るか?横から見るか?」製作委員会

 

ーー新房監督や脚本の大根仁さんは、「なずなの考えていることは分からない」とおっしゃっていましたが…。

 

広瀬:多分、それは男性だからじゃないかな(笑)。そこって男性は探っても探っても、一生分からないところだと思うんです。中学生くらいの女の子って、勝手に大人になっている部分もあるけど、まだまだ子供な部分もあるし、そんな自分のことも理解している。いまの自分の力じゃ何も変えられないことも分かっていて、なんとなく複雑なんです。

 

 

ーー広瀬さんご自身もそういった経験がありますか?

 

広瀬:どこか余裕を持たなくちゃ!と、自分の中の気持ちと、外に出すものが真逆になってしまう気持ちは共感できます。私もわりとなずなに近いタイプだと思うので…。

 

 

ーー焦っていても、顔に出さなかったり?

 

広瀬:焦っていても、顔にでないし、ださないし、言わないし。だけど、客観的に自分のことを見ることができるから、そういう自分のことも理解しているんだろうなって。

 

 

ーーなるほど。現場では、広瀬さんだけがなずなのことを分かっていたかもしれませんね(笑)。

 

広瀬:男性の方が多い現場だったので、そうかもしれません(笑)。でも、なずなの掴めなくて、雲の上にいるような存在というのは、逆に男性にしか作れないんだろうなとも思います。

 

 

ーーなずなは、まさに男性の”憧れのヒロイン像”のようなキャラクターですもんね。

 

広瀬:近寄っても、いつか突き放されるのかな…と思わせるような強さも備えている。本当になずなは、男性の理想が詰まった魅力的な女の子なんじゃないかなと思います。

 

 

ーー劇中では、松田聖子さんの名曲『瑠璃色の地球』を歌うシーンもありましたね。いかがでしたか?

 

広瀬:なんか…本当にどうしましょうって感じでした(笑)。

 

 

ーーやっぱり緊張しましたか?

 

広瀬:はい。ただ、完璧にコピーするというわけではなく、お母さんが聴いていたのを聞いて、なんとなく歌ってみて、だんだん気持ち良くなっていくという軽さがあったので、まだ気が楽でした。

 

 

ーー完成した歌唱シーンは、とても幻想的に仕上がっていましたね。

 

広瀬:試写で観たときに、こんなにファンタジーの世界になっていたんだ!と感動しました。なずなの人間像というのが広がっていて……素敵なシーンでした。

 

 

 

 

■菅田将暉との共演で「本当にすごい人なんだ!」

 

ーーなずなを演じる上で、一番難しかったのはどのシーンですか?

 

広瀬:なずながお母さんに連れ戻されるシーンは、苦労しました。お母さんの声がない中で、1人で演じることも難しかったですし、動いているときの声を、声だけで表現するのも難しくて。

 

 

ーーそこは、普段のお芝居との大きな違いですね。

 

広瀬:普段は、体を動かしながら演じるので声も自然と出るのですが、声だけで演じるときは、必ず出さなきゃいけなかったり、声のことだけを考えて演じないといけないので、そこのタイミングを掴むのが難しいなと感じました。誰かと対面して、肌が触れ合って、というのとは全然違うなと。

 

 

ーーそういった部分では、祐介を演じられた声優の宮野真守さんにアドバイスをいただいたり?

 

広瀬:アドバイスをいただいたというわけではないんですけど…ご一緒させていただいたプールのシーンで、一気になずなの世界観と、なずなから見えているものの距離感を掴むことができたんです。宮野さんの存在そのものに、ものすごく助けていただいたなと思います。

 

 

 

ーー典道を演じられた菅田将暉さんとは初共演ということですが、どういった印象を受けましたか?

 

広瀬:天才肌。テレビで見ていてもすごいなと思っていたんですけど、実際にお会いしたら本当にすごい人なんだ!って思いました(笑)。構えて、受けて、出す力というのが、こんな人初めて見たかもしれないというくらい強くて。声のお仕事は、菅田さんも難しいはずなのに、マイクの前で堂々とお芝居をしていて、私も置いてかれないように頑張らなきゃと刺激を受けました。

 

 

ーー菅田さんとは、なにかお話されましたか?

 

広瀬:差し入れをたくさんいただいて、現場が美味しいものだらけだったんです。だから2人で「食べに行こう!」と。黙々と差し入れを食べていました(笑)。

 

 

 

■ブログでは「ちゃんと伝えたい思いを」

 

ーー劇中では、過去に戻ることができる不思議な玉が登場しますが、広瀬さんはもし過去に戻ることができるなら、いつに戻りたいですか?

 

広瀬:私、いつも断りきれないで何かを始めることが多くて、自分で何かを決めたことがないんです。お仕事を始めたのもそうですし、8年間続けていたバスケも人数合わせで始めて(笑)。流れに流されてきたおかげで、経験できないようなことを経験させていただける機会もたくさんあったんですけど…でも、これでいいのかなとも思っていて。だから、流されてバスケを始める前の小学生の頃に戻りたいです(笑)。

 

 

ーーけっこう遡りますね(笑)。広瀬さんは、昔からアメーバブログも書いてくださっていますが、読み返して過去を振り返ったりすることはありますか?

 

広瀬:ほぼしないんですけど、たまに見返してみると、もう見てられないなって思います(笑)。でも、こんな気持ちもあったなぁって忘れていたことを思い出すきっかけにはなります。

 

 

ーーいつも長文で思いを綴っていただいてますよね。

 

広瀬:他のSNSもやっているんですけど、ちゃんと伝えたいとき、ちゃんと思いを書きたいときは全部ブログにしています。文字の制限もないですし、写真がなくても伝わるのがブログだと思っていて。ブログを書くと、自分の頭の中もなんとなく整理される気がするんです。だから、何かを整理したいときや、何かをリセットしたいときには書くようにしています。

 

 

ーーその分時間がかかることも?

 

広瀬:かなりかかります。書いて書いて…時間が経ちすぎてしまって、更新をやめちゃうことも多いんです。下書きに残ったままだったり(笑)。できるだけちゃんと更新できるように頑張ります(笑)。

 

 

ーーありがとうございます(笑)。最後に映画『打ち上げ花火、下から見るか?横から見るか?』の公開を楽しみにしている読者のみなさんにメッセージをお願いします。

 

広瀬:打ち上げ花火の音だったり、色味がものすごく綺麗だったり…1つ1つが芸術品のような世界観が本当に美しく、原作のドラマとは違ったアニメーションならではの面白さが詰まっている作品だと思います。大人の方でも楽しめる、今までにないアニメーションになっているので、ぜひ、劇場でご覧ください。

 

Photography=Mayuko Yamaguchi
Interview=Ameba

 

 

映画『打ち上げ花火、下から見るか?横から見るか?』は、8月18日(金)より全国ロードショー。

 

(C)2017「打ち上げ花火、下から見るか?横から見るか?」製作委員会

 

■広瀬すずオフィシャルブログ

 

 

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