大人気胸キュンドラマ「好きな人がいること」(フジテレビ)撮影現場潜入レポートの後編をお送りします!
セットを巡りながら、ドラマでは触れられないコンセプトや登場人物の裏設定などをフジテレビ美術制作局の安部彩さん(以下、敬称略)が解説してくださいました。
既にドラマ中毒状態の方も、見逃し状態の方も、制作チームこだわりの徹底された世界観をご堪能ください。
■部屋構造にキュンの仕掛けあり
安部:ひとつ屋根の下で暮らす同居生活の胸キュン要素として、共有リビングで過ごす時間がありますよね。それも勿論のことながら、「好きな人がいること」では「部屋構造」にも胸キュン要素を込めました。
登場人物の部屋構造は、千秋(三浦翔平さん)と美咲(桐谷美玲さん)が1階で隣同士。部屋の灯を見て「あ、千秋さん帰ってきてるな」などと感じることができる距離感。
そして美咲からは千秋も夏向(山崎賢人さん)も近くに感じることができる部屋配置に。夏向は2階。中庭を介して、窓越しにアイコンタクトがとれる距離感にしました。
---夏向を2階にした理由ってありますか?
安部:それは夏向の「上から見下ろす目線」、美咲の「上目遣い」ショットを実現する為です!
---おおお!夏向のドSショットは視聴者が待望していますからね!!
安部:夜、こうやって夏向が窓辺に座って、切ない表情でビール片手に美咲の部屋を見る画。絶対かっこいいよねと。
■女性目線と男性目線で違う「おしゃれ」「かっこいい」の両立
安部:柴崎家はおしゃれな古民家リフォームがコンセプト。「おしゃれ」「かっこいい」って女性目線と男性目線で若干違いがあると思うのですが、女性も男性も「おしゃれ」「かっこいい」って思えるものって何だろう?というのを打ち合わせではとことん意見を出し合って、両立できるようにしました。
木の素材を活かしたダイニングテーブルや、塗装が剥がれた柱や壁でシャビーな空間に。また海沿いの暮らしらしく流木を使ってランプシェードを作りました。
---視聴者目線で印象的なのがデニムのソファでした。
安部:監督のこだわりポイントですね。「男が床に座るのはかっこよくない。かっこいいソファをおこう」と。
---些細な挙動がどう映るか、まで考えられているのですね。
女性目線・男性目線それぞれの「おしゃれ」「かっこいい」が、お家シーンのメインから細部にわたって共存していました!
いかがでしたでしょうか?
全国に胸キュン旋風を巻き起こしている、ドラマ「好きな人がいること」。
制作チームの皆さんによって、お部屋構造、インテリア、画映りなど、細部にわたって胸キュンが仕掛けられていました。
物語もいよいよ架橋に!
今後も「好きな人がいること」から目が離せません♪
(前編記事はこちら→撮影現場に潜入!「好きな人がいること」胸キュン裏設定ガイド)
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