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あなたが誰かの居場所になってみよう

 

カウンセリング・サービスの大麻織江です。
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人と話すこと、仲良くすることがとても苦手で
いつも不安を感じている、そんなお話をお伺いすることがあります。


「私は人からどう見られているんだろう」
「ちゃんとしていないと嫌われたんじゃないか」
「相手に嫌われたくない」


誰かと一緒にいても、自分が嫌われるんじゃないかと気になって
緊張して固まってしまったり、逆にずっとニコニコ笑顔でいて後で疲れてしまったり、
そんな経験を重ねると、誰かと居ることが苦痛に感じるようになった方もいらっしゃるかもしれません。

「どう見られているか」を気にすること自体は、もちろん悪いことではありません。
社会ではそれを求められる場面はたくさんあります。

それに、相手から「どう見られているか」を気にする人は、周りから見ると「とてもいい人」に見られていることが多いのです。
本人は実感がないのですが、「安心して頼りにしても大丈夫」そんな空気感を出している方も少なくありません。

でも、本人は全くそう思えなかったり、逆に「人からいいように利用されている」なんて感じている方もいらっしゃいます。


私も昔は、今よりもっと「自分は嫌われているんじゃないか」と気にしていた時期がありました。
だからこそ、わかる気がするのですが、誰かと居ることを楽しむと言うよりも
無意識に自分が思う「ちゃんとした人」でいることばかりを気にしていたんです。

そうやって自分を見張っていないといけないくらい、私の中では
自分のことを「悪い子」扱いしていたのです。


「いい子」ではなくては認めてもらえない、愛してもらえない、
それ以前に私にとっては、誰からも好かれる人でなくては、居場所がもらえないような感覚があったみたいなんです。


カウンセリングでも、「愛してもらえない」までいかなくても似たようなことをおっしゃる方は結構いらっしゃいます。


目標があって「こんな人になりたい」と言うのは、ワクワクしたり、やる気がでたりするけれど
「私は悪い子なのでは」という不安が根っこにあると、どんなに頑張っても、
誰からも素敵な人だと言われても私達は全然、自分の中に伝えてくれた相手を入れることができません。

むしろ、ずっと独りぼっちのような感覚がしてきます。

そうやって独りで頑張っているのに、たまに誰かに「君のそこは良くない」と言われたりすると
その人の言葉だけ拾って、心に大事にしまってしまうのです。

もしかしたら忘れているかもしれないけれど、もっと優しい言葉を贈ってくれた人もいるんです。

本当はとても欲しかった言葉のはずなのに不思議ですよね。


私が誰と居ても独りのような感覚を持っていた時のことを振り返ると、
本当に私が怖がっていたのは、誰かに認められないことや愛されないことではなくて、
その優しい言葉を受け取ることだったのかもしれません。

だって、受け取ったらこれまで必死に「どう見られているか」を気にしていた時間や
そこにかけていたエネルギーは、何だったんだろうと思ってしまうから。

それで、「あぁ、もうそんなことしなくていいだ」じゃなくて、ちょっと自分を責めてしまう。

皆さんは、そんなことはないでしょうか?
それとも、優しい言葉を嬉しいと感じられない自分にため息が出ちゃうでしょうか。

でも、そこで見つめ直して欲しいのは、「どうして、そこで責めちゃうんだろう」ってことだったりします。


ため息が出ちゃうのは、それくらい本当は誰かを愛したいからかもしれません。
その時間やエネルギーを使って本当は、あなたが助けたかったり、愛したかった誰かがいたのではないでしょうか?


今は思いつかないくらい、遠くの記憶にしていても大丈夫です。

もしかしたら、今は、そこにたどり着く前に自分が本当は、
自分に「そのままのあなたでもいいよ」と言ってあげる時間が必要なのかもしれないから。

「どう見られているか」「嫌われているんじゃないか」と気にしている人は、
実は本当は、誰のことも理解してあげられたり、安心させてあげたり、
あなた自身が誰かの居場所になってあげられていることが多いのです。


「存在の祝福」

そんな才能をお持ちの方が多いのです。

まずは少しだけ、その才能を自分に使ってあげてください。
夜寝る前に「今日もたくさん頑張ってくれてありがとう」「そのままのあなたで大丈夫」
そんなふうに自分に囁いてみてあげてください。

そして、日常の中で1日1回でいいのです。
あなたの身近にいる人の目を見て挨拶してみてください。

その時に、「どう見られているか」よりも相手がどんな表情をしているのかや、
疲れてないか、そんなことを少しだけ見てあげて欲しいんです。

「そのままでいい」と言ってあげられるあなたなら、相手にどんな言葉をかけてあげるでしょう?
ただ、「おはよう」と伝えるのか、それとも「何だか疲れてない?」と聞いてあげるのか。

少なくとも、そこからは誰かを傷つけるような言葉ってあまり出てこないと思うんです。
自分が気を遣いすぎてしまうこともありません。

何かがないと認められない。
それだけだと、苦しいかもしれない。

そんな世界を知っているあなただからこそ、あなたの言葉や雰囲気は
きっと、多くの人に安らぎを与えられることができます。

あなたは、関わる多くの人の居場所になれる人です。
それを与えていってみることが、「どう見られているか」かの迷路から抜けて
本当の自分に戻してくれるカギかもしれません。

最後まで読んでくださってありがとうございました。

 

 

 

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