皆さん、こんにちは。

OFFICE TETSU SHIRATORI地球蘇生プロジェクト事務局です。

 

 

(この配信文は10月16日配信にメルマガ配信されたものです
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皆さん、こんにちは。
白鳥哲です。



2021年8月、
新作映画『ゼロ・ウェイストPLUS~持続可能な暮らし~』が完成してから、
私の 周辺が少しずつ変わり始めました。
ひとつには「ごみ拾い」の実践。
そして、ごみへの考え方、見方が大きく変化しました。

 




7月に訪れた岩手コンポスト(ごみ処理施設)に続き、
8月下旬、ごみを資源化する「アースキューブ」という機械を広げていらっしゃる愛知県春日井市にあるカツミ工業を訪れました。
カツミ工業は、西脇徹さんという方が代表取締役社長を務められていらっしゃいます。

西脇社長は、もともと、鋳型の製造業をされていらっしゃいました。
しかし、劇症肝炎という致死率80%以上とも言われる難病にかかられます。
その病に伏した時期に

「人の役に立ちなさい」
という言葉に出会います。

この言葉との出会いは、西脇社長の人生を大きく変える出来事でした。
西脇社長は、その言葉の通り、
感謝を忘れずに、人の役に立つように生きるようになり
難病を乗り越えます。

人の役に立つように生きる・・・
西脇社長は、ゴミを取り扱う仕事をするようになったのです。

鋳型の製造業中心にやっていたころから
ごみを資源化する「アースキューブ」という機械に関わっていたのですが、
普及活動を本格的にやるようになっていったのです。


「アースキューブ」は、
ごみを入れ、段ボールと新聞紙で着火させると、
そのまま熱源を維持しごみを処理し続けます。
250度から300度近くで処理されるため
二酸化炭素、ダイオキシンが発生せずに、無酸素の状態で熱を維持します。
無害で、どんなごみも処理することが出来る機械なのです。

 



実際に、その処理の工程を見せていただいたのですが、
ビーチなどで拾うゴミがその機械に入れて数日で、
一部が油になり、残りは灰になっているのが見られました。
内容物によるのですが、その灰は水分を多く吸収するため、
災害時に有効活用することが可能だとのことです。

また、その灰をセラミックスと合成すると「ハイドロボール」という素材に変わります。
この素材はサボテンなどの観葉植物の土としても活用できます。


「アースキューブ」を使えば、どんなごみも資源となるのです。


感動しました。


また、西脇社長の活動が素晴らしいのは、
ごみ処理の工程で、新たな雇用を生んでいることです。

ビーチクリーンなどで拾われたごみは、
砂が付着していてそのままでは処理が出来ません。
洗浄作業が必要になります。
この作業を、障がいを持たれている方々が働くための就労支援施設にお願いして
雇用を生んでいるのです。

洗浄作業をされていらっしゃる一般社団法人onenessという施設を訪れました。
そこでは、自閉症や障がいを持たれている方々が仕事をするために集まっています。
そこで働く方々が、集められたゴミの洗浄作業を行います。
皆さん、喜んで嬉しそうに作業していらっしゃいました。

丁度、取材当日が給料日で、お給料を渡す日でした。
一人一人に感謝と共にお給料を渡していきます。

一人一人の名前が呼ばれ、受け取る様子から
一人一人の喜びが伝わってきました。

その喜ばれている姿を見て思いました。

働くというのは人から感謝される行為なのだ・・・。


労働の原点を見た想いがしました。
人や地球、全てのいのちに感謝されるような行為が、本来の「働く」ことなのだと、
今更ながら思い知らされました。


その後、施設の職員で通称ジャッカルさんと呼ばれている山本和弘さんとお会いしました。
ジャッカルさんは、愛知県の内海海岸に引っ越してからの約2年間、
その前の名古屋にいた時から10年以上、
ごみを拾い続けていらっしゃる方です。



私もジャッカルさんたちと共に、ごみ拾いをしました。
取材当日、海岸には驚くようなごみが山ほどありました。

ビン、缶、ペットボトル、タイヤ、まな板、包丁・・・。
image

次々と拾われるゴミから、
こういうゴミが普通に落ちている海岸の姿に
胸が痛む想いがしました。

 




「毎日、ゴミ拾いをして、嫌になることはありませんか?」
「ありません。
実は、私は、ゴミ拾いをして地球をどうこうしたいとか、思っていないのです。
ごみ拾いをすると良いことがあるのです。
地域の人が、お酒をくれたりご馳走してくれたり、
因果関係は分からないけど本当に良いことが起きるのです。
だから、
ただ、自分のためにやっているだけなのです。」


ごみ拾いをすると良いことがある・・・。


実際に良い事を体験されていて、
喜びを持ってこの「ごみ拾い」をされていらっしゃるのです。


「この海岸で、ごみ拾いをしてみると
星が綺麗で、
夕日も美しくて、
ここへきて収入は減ったけど、もっと豊かになった気分なのです。」
とも、おっしゃっていました。


ごみは適切に回収して
処理すれば恵みをもたらす資源になります。

また、ごみを拾い続けることは、
自分の心を浄化し、
結果として良いものを引き付けて
豊かになっていくのです。

人間によって破壊されて
汚染されて
ゴミだらけになった地球を蘇らせるのは、
誰のためでもない、私たち一人一人の為に必要なことなのです。


「ごみ拾い」は「福拾い」なのだと、気づかせていただきました。


これから「ごみ拾い(福拾い)」をして資源化していく活動をしていきたいと思っています。

また、今後、今年から始めた【オンラインサロン<恩送りコミュニティ>】を中心に、
「全国ごみ拾い(福拾い)&資源化」を実現していきたいと思っています。
その折はどうぞご参加ください。
よろしくお願いします。

 





【関連映像】
第20回 すべてはきっとうまくいく!~白鳥哲トークライブ!~福拾い前編~
ゴミ拾いは福拾い!
この日ビーチでゴミ拾いをし、その場で資源化を試みる!
すべてのごみを資源化するアースキューブとは?
どんなゴミも資源となる!
https://youtu.be/FV958UpRSVg

第21回 すべてはきっとうまくいく!~白鳥哲トークライブ!~福拾い後編~
映画『ゼロ・ウェイストPLUS』で語られているごみを出さない生き方!
その先に見えるのがゴミは資源であること。
すべてのごみは、宝の山だった!
https://youtu.be/zrXhvazsKXA

【白い鳥30:岩手コンポスト】
https://ameblo.jp/officetetsushiratori/entry-12696004269.html?frm=theme
【有限会社カツミ工業】
https://katsumi.smileflower.org/

【一般社団法人oneness】
https://uraramisora.jimdofree.com/

【オンラインサロン<恩送りコミュニティ>】
https://earthianalliance.com/community/
【新作映画『ゼロ・ウェイストPLUS~持続可能な暮らし~』上映情報】
https://calendar.google.com/calendar/embed?src=ots.cal@gmail.com&mode=AGENDA&ctz=Asia/Tokyo





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