春の日差しが暖かく感じられ、新しい生活が始まる季節になり、マママからは4名の子どもたちが新しい一歩を踏み出しました。 

 

 Aちゃんは、言葉の発達が遅く、指示が通らずコミュニケーションが難しいと2歳でマママに通い始めました。初めは椅子に座ることが出来なかったAちゃん。今では「座って」でしっかり座ることもできます。年長に上がってからは、保育所等訪問支援も利用し、保育園の先生も一緒にAちゃんのスキルアップに取り組みました。言語面での発達も素晴らしく、保育園でも要求を言葉で伝える場面が多く見られ、保育園の先生も「Aちゃんが何をしたいのかが分かって嬉しい!」とAちゃんの成長を喜びあいました。 

 小学校では、ますますたくさんの言葉を覚え、周りとコミュニケーションをとりながら充実した毎日を過ごしてね♪ 

 

 Kくんは、癇癪が多く、自傷や他害もあって困っていると二歳でマママに通い始めました。今では「Kくんが、リンゴを食べてる。」「ママが、ジュースを飲んでる。」など助詞の付いた三語文まで使えるようになりました。年中から始めた保育所等訪問では、保育園の先生にABAを取り入れてもらい、マママと同じような環境で共に問題行動の消去に取り組みました。保育園では、すぐに離席していたKくんですが、今では「30分座っていました!」「お友達がぶつかってきても怒らずに活動に取り組めていました!」など先生たちもびっくり!「これからの成長が見たかったー!!」と卒園を惜しまれるまでに。 

 小学校でも、ぐんぐん伸びている言語を活かして、たくさんの友達を作って楽しんでね♪ 

 

 Hくんは、発音の不明瞭さと不安が強く、人や場所に慣れるのに時間がかかるお子さんででした。マママへは5歳から通い始めました。最初はマママにもマママのスタッフにもなかなか慣れることができずに、声もほとんど聞こえないくらいの大きさでした。一緒に得意なサッカーをしたり、ゲームで遊んだりする中でゆっくりとスタッフにも慣れ、だんだんと笑顔も増えて一安心。発音が当初より課題でしたが、「難しいよー」と言いながらもすねたりすることなく一所懸命に取り組むことができるようになり、50音もすべて獲得できました~(^^) 

 頑張りやさんでスポーツが好きなHくん、きっと小学校でも一緒に遊ぶ友達をたくさん作って楽しく毎日過ごせるね! 

 

 Yくんは、突然泣き出しその理由がわからない、発語によるコミュニケーションが取れるようになりたい。と、3歳でマママに通い始めました。今では、「して」「ちょうだい」などの簡単な要求の言葉に加え、「読んで」「歌って」など、ピンポイントな要求もできるようになりました。iPadが大好きで、ひらがなを覚えて自分で見たい動画を検索しはじめた時はスタッフもびっくり!大好きすぎて他の強化子が使えなくなり、没収されてしまうことも…。昨年は拒食が園や他の事業所で起こりましたがABAの原理を使ってお母さんの頑張りもあって無事乗り越えることができました!!やったね、Yくん。 

 小学校でも好きなことをたくさん見つけて、楽しく過ごしてね!放デイ「パパパとぱぱぱ」で待ってます!! 

 

 マママ本年度より3名の新しいスタッフを迎え、パパパとぱぱぱという放課後等デイサービスも開始し、未就学~就学後までの長期間の支援が可能となりました。これからも子どもたちと保護者のためになる支援を目指し頑張ります。(う)