子供の身の周りには知らないもの、わからないものがたくさんあります。定型のお子さんたちは常に「これなぁに?」と尋ねてきます。一方、ASDのお子さんたちは、興味を持っても自己完結するのか、質問してくれません、、(涙)「これなぁに?」と聞ければ、知識も増え、対話にもなりますね(^^) 

 

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自動的に生成された説明 

 

 さて、つみきBOOKを基にした教え方ですが、まず知っているものの中に1つだけ知らないものを混ぜ、端から順に言わせていきます。知らないものに差し掛かった時に「これなぁに?」と模倣で言わせて褒めるところから始めます。ポイントは物の名前を教えるのではなく、「これなぁに?」と聞けたことを褒めてご褒美(強化子)を渡すことです。「これ...」などプロンプトなしで言えるようになったら、物を変えたり場所を変えたり般化します。 
 

 Tくんは訓練室では「これなぁに?」と言えるようになったのですが、実際の生活場面では自発しません。そこで聞く相手をセラピストからお母さんにし、場所もまずはプレイルームにあちこち物を置いて取ってこらせます。最初は知っているものでも「これなぁに?」と言ってしまったり、尋ねる相手のお母さんの方を見ずにフレーズだけ言っている状態だったり、、、しかし、繰り返し取り組むことで、だんだんとお母さんの目を見て言えるようになってきました。知っているものはその名称を言い、知らないものは差し出して「これなぁに?」と聞けるようになりました。やったね! 
 

 今はお家でも同じように聞く般化練習をしてもらいつつ、マママでは玄関に置いた見慣れないものを自分から「これなぁに?」と尋ねる練習をしています。目指すはどこでも「これなぁに?」と質問できること……いっしょに頑張ろうね、Tくん(*^^*)