クリスマスの季節になってきました!マママでも毎年この季節はツリー(小さい^^;)を玄関に出してます!もちろん、帰りの靴履きや挨拶での大きな強化子にも、、(*^^*) 

 

 さて、今回ご紹介するのは絵カードを使ったコミュニケーションツールPECS(Picture Exchange Communication System:絵カード交換方式といいます)です。 

 

 マママではぺクスを、言葉のコミュニケーションが難しい、さらには、絵カードを渡せば物をもらえる、という人とのやり取りがその子にとって良い結果につながる時などに始めます。 つまり実用的なコミュニケーションを優先して教えるわけです。

 

 50音での単音の訓練が中心のTくん、来年から小学校です。彼にペクスを夏ころから始めました。一枚(例えば好きなビスケットの写真)の交換はすぐに獲得、それに「ちょうだい」も付けて2語文でも渡せるようになりました。
 

 次が、「どんなもの」が欲しいのか(PECSではこれを「属性」と言います)の練習に進みました。お菓子の「おおきい」方と「ちいさい」方、「たくさん」と「すこし」、色など、どれが欲しいのかを絵カードの組み合わせで表現します。 


 絵カードを文章にするときは、専用のバー(マジックテープでカードを貼ることができる)を使います。大きいビスケットが欲しいなら、そこへ「おおきい」「ビスケット」「ちょうだい」の3枚を貼って、バーごと大人に渡します。 

 ここでのポイントは、渡した文章と欲しいものが一致しているかの確認です。別々のお皿に「おおきいビスケット」と「ちいさいビスケット」を入れて並べておきます。両方を目の前にさし出して、どちらに手を伸ばすかを見ます。手が伸びた方が本当に欲しい方ということになります。 

 渡したカードと違う方に手を伸ばしたときは、カードを貼り戻させてから今度はプロンプトしてあげて(^^)欲しかった方のカードを貼らせます。ここはABAのDTT(ディスクリートトライアル)と同じで「しきり直し」ですね。 


 お菓子だと大きい方をとってしまので、こちらは心もとなくなりますが、Tくんはどちらも(お腹の具合?によって^^)取るようになりました!上に 書いたような確認をしてこちらも安心です(^^)/

 

 Tくんはジュースでも「たくさん」「すこし」とちゃんと伝えることができるようになりました。音声では「ちょうだい」でも難しいお子さんが3語文で意思を伝えることができるんです、PECS素晴らしいですね!


 たっぷり/なっちゃん/ちょうだい
 

 マママでは絵カード一枚での交換を続けているお子さんもいますが、少しずつ語彙(つまり実用的な言葉!)が増えてます。言葉は全くないお子さんです。一方で、やはり声・言葉では単語が少しのお子さんで「赤い/傘を/パパ(に)/もらって/来て!」というレベルの5~6語文を獲得できたお子さんもいます!!

 声での言葉にこだわらないことはとっても大事なことだと思います。 

 

 これからもどんどん使える絵カード(語彙)を増やしていきます、一緒に頑張ろうね、Tくん!(^^)/ 

 

 

 

*ピクトグラム(JIS絵記号313個)はフリーダウンロードが可能。http://pic-com.jp/dl/