株の承継 | 面白くて役に立つ。会社数字のポイント! -愛知県豊田市の大澤税理士事務所-

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会社の利益が上がらない、従業員が思うように動かない。そんな悩みを解決するヒントになる情報を発信しています。

 

事業承継には経営の承継と株の承継があります。

 

今回は株の承継を取り上げます。

 

株の承継はもうかっていない会社は

 

紙一枚からでも簡単。

 

株式はすぐに移せます。

 

しかし、もうかっていると大変。

 

お金には変わらないのに、価値は高い。

 

そんな中小企業もたくさんあります。

 

 

とはいえ、何とかして後継者に株を移さないと

 

事業の継続に黄色信号です。

 

有名なところからいくつか取り上げます。

 

その前に、承継するにあたって

 

事前にやられることは退職金。

 

現経営者の退職金です。

 

金額が多ければその時は赤字。

 

株価を下げることにつながるからです。

 

 

 

さて、そのうえで、まずは個人間売買。

 

この場合、下げた株価が手の届く範囲なら

 

さくっと売り買いするのもありです。

 

が、難しい金額の場合は銀行が登場します。

 

 

①後継者が銀行から融資を受ける

②融資で株式を購入

③承継

④役員報酬か株の配当で社金返済

 

こんな流れです。

 

まぁ、手離れは良いです。

 

が金額があまり高いと個人融資なので難しい。

 

借金を背負うことになる。

 

とうとう、問題もある方法です。

 

 

 

じゃあ、金額がもっと多い売買はというと

 

持株会社を作る方法です。

 

持株会社を作ることで融資を受けられます。

 

持株会社は後継者が作ります。

 

その持株会社が融資を受け、

 

それで株を買います。

 

融資の返済は買った会社からの配当金でします。

 

配当金が非課税なのを利用します。

 

ただ、これも多額の返済を抱えるという問題があります。

 

株価の問題もありますが。。。

 

 

 

借入金の返済は嫌だなぁという場合には金庫株。

 

これは、相続した株を

 

自社株として買ってもらって

 

お金を作る方法です。

 

問題点は、会社の財務状態が悪化すること。

 

会社からお金がだいぶ出ていきますから。

 

 

 

従業員持ち株会などもありますが、

 

零細企業では、ちょっと使わないかなと思います。

 

 

時間に余裕があれば暦年贈与もありますが

 

株価が高いとほとんど移せません。

 

贈与税と相続税とを比較して移します。

 

 

 

一番ホットなのは事業承継税制の特例ですね。

 

税金が免除になるんですが、

※厳密には全額免除とは言えない

 

それには時間とハードルがあります。

 

親族内承継じゃないと、ただで渡すのはどうか?

 

という問題もあります。

 

 

 

株を移すのはいろいろな方法がありますが、

 

とにかく時間に余裕を持ってもらうと

 

いろいろな方法を検討できるし

 

取れる選択の幅も広がります。

 

検討は、とにかく早くから始めることが

 

お勧めですね!