会数09:会社のお金はどんな色? | 面白くて役に立つ。会社数字のポイント! -愛知県豊田市の大澤税理士事務所-
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分かりやすくて役に立つ

 

会社の数字の使い方の第7回です。

 

会社はつぶれたらおしまい!ということで

 

ひきつづき会社の安全性を見ていきますよ!

 

今回のテーマは、

 

会社のお金はどんな色?です。

 

です。

 

 

お金に色はない。

 

会計のような会社の数字を経営に役立てるうえで

 

とっても問題になるのは、お金に色がないことです。

 

1万円は1万円。

 

違いがありません。

 

どの諭吉も一葉も英世も、みんな同じ顔をしています。

 

だからこそ、どんなお金でも、お金はお金。

 

お金に色はないと言われます。

 

会社の数字というのは、要はお金です。

 

お金を表現したものと言えます。

 

つまり、そのままでは数字にも色がないので

 

とにかくわかりにくいのです。

 

お金がどんな風に関係していて

 

お金がどんな風に流れているのか。

 

そういったことがとてもわかりにくいです。

 

もし色分けされていたらどうでしょう?

 

つまりグループ分けされていたら…。

 

そうしたら、今までよりは

 

ずっとわかりやすくなると思いませんか?

 

実は、ここまでのお話のなかで

 

ちょっとずつ色を付けていました。

 

同じことを色々な視点で見たり

 

関係性が出てきたりしました。

 

 

 

お金の色分け

 

では、お金をグループ分けしてみましょう。

 

グループには次の4つを使います。

 

 ① 自分のお金

 

 ② ゆっくりと居座ってくれるお金

 

 ③ 会社の周りでざわざわしているお金

 

 ④ すぐにどこかへ行ってしまうお金

 

大きなイメージとして、この4つのイメージを

 

持っていただくのが一番いいかなぁと思います。

 

それぞれを説明していきます。

 

 

①の自分のお金は、純資産と呼ばれるものです。

 

他には自己資本などとも呼ばれます。

 

自分が会社に出したお金か、会社が稼いだお金です。

 

細かいことを言えば、資本金とか利益剰余金とか

 

そんな科目たちです。

 

このお金は中小企業を基準に考えれば、基本的に会社のお金です。

 

そのため、どっちも社長が好きに活用できるお金です。

 

だれかに持っていかれてしまう心配もありません。

 

会社の発展のための原資でもあるので、

 

基本的に最後までいてくれるお金です。

 

 

②のゆっくりと居座ってくれるお金は、固定負債です。

 

まぁ、ザックリと言えば、長期借入金がほとんどです。

 

社長から借りたお金や、親戚から借りたお金も

 

自己資本と区別するために、ここに含めます。

 

ポイントとしては、いつか手元からは出ていくけど

 

当面は活躍してくれるお金です。

 

このお金たちは、自分のお金のパワーを拡大してくれるものです。

 

普通、会社を始めると、自分のお金だけでは

 

なかなか足りません。

 

そのため、3年~5年、長い場合は10年ぐらいの期間で

 

返す約束をしてお金を借ります。

 

そうすると、自分のお金以上に会社を活用することができます。

 

ただし、社長自身からの借り入れを除き、

 

基本的には約束した期間でいなくなるお金です。

 

そこだけは注意しましょう。

 

 

③の会社の周りでざわざわしているお金は

 

運転資金です。

 

運転資金のお話し、覚えていますか?

 

流動負債にある科目の上のほう。

 

買掛金や支払手形。

 

他には未払い費用なども関係してきます。

 

一般的な中小企業は、支払いが先、回収が後なので、

 

この部分は、だいたいマイナスになります。

 

ただ、時々回収が先、払いが後という会社があり

 

そういった場合は、運転資金でも会社にお金が生まれます。

 

会社の売上には山と谷があるので

 

運転資金はいつも同じというわけではありません。

 

ただ、長いスパンでみると同じぐらいで推移しそうだなぁ。

 

と考えることができます。

 

おまけを言えば、できれば、売上と利益が微増で、

 

運転資金は微減で行けるといいなぁ。

 

などと考えるものです。

 

 

④のすぐどこかに行ってしまうお金は

 

流動負債の中から運転資金に関係するものを除きます。

 

言ってしまえば、短期借入金。

 

銀行から短い期間で返す約束で借りたお金です。

 

このあたりのお金は、いつ出ていくかわからないので

 

経営に積極的に使っていくわけにはいきません。

 

が、中には、ここに含まれる短期借入金は返さなくていいお金…

 

などと言う間違った考えを吹き込む人がいるので

 

注意が必要です。

 

短期転がし、略してタンコロと言います。

 

これは、返さなくていいお金ではなくて、

 

返せてないお金です。

 

また、きちんと約定(借りたときの約束)を読むと

 

何かがあれば、あっと言う間に銀行が

 

お金を回収することができるようになっています。

 

つまりたまたま残っているだけだという

 

考え方を持っていただく必要があります。

 

それを、これも資本金の一部…といった考えを持つと

 

非常に危険です。

 

あくまで一時的な資金です。

 

会社の安全性には、ほんのちょびっとしか

 

力を発揮できていないと考えましょう。

 

 

色を分ければ基準ができる

 

さて、このようにお金に色を付けると

 

いろいろな基準ができます。

 

そうすると、すごくわかりやすくなります。

 

細かいところは次回以降にいたしますが、

 

この4色のお金。

 

どこのお金を活用すべきでしょうか?

 

当然、①の部分ですよね。

 

社長が自由に使えて、ずっと残ってくれる

 

自分のお金(自己資本)です。

 

ここまでお話ししてきたお金。

 

実は、①⇒②⇒③⇒④の順番で

 

徐々にお金の色がくすんでいくことを表しています。

 

社長がすべきことと言うのは、実はこの逆。

 

④のお金は③に、③のお金は②に、②のお金は①に

 

なんとかして変えていく。

 

こういったことを意識していただく必要があります。

 

これこそが、社長の腕の見せどころでもあるのです。

 

 

 

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