会数02:使わにゃ損々!会計数字の実績とは。 | 面白くて役に立つ。会社数字のポイント! -愛知県豊田市の大澤税理士事務所-

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分かりやすくて役に立つ

 

会社の数字の使い方の第2回です。

 

今回のテーマは、

 

経営に数字を使わないなんてありえない!

 

とか言われるけれど

 

実際のところ、どうなの?

 

そんな内容をテーマにしていきます。

 

 

 

●それってうちの会社でも使ってるのに効果ないよ…

 

多くの名経営者が会社の数字を使おう!と言います。

 

中には、使えないやつはいらない!とまで

 

言ってしまう人もいます。(誰とは言いませんが...)

 

言われるから、うちでも数字意識しているよ。

 

毎月、赤字か黒字か見てるし。

 

売上も見てるよ。

 

でも、全然よくならないけどね。

 

という声が聞こえてきそうです。

 

それは、見てるだけではありませんか?

 

数字を見ても、それは後悔だったり

 

満足だったりするだけです。

 

次の計画だったり、反省だったりに活用できていなければ、

 

残念ながら、なかなか効果は出ません。

 

ただ、1点。

 

意識していないより、圧倒的にいいです。

 

意識しているか、意識していないかで

 

考え方が全く違います。

 

そういったことが必要なのでは?と

 

疑問に持てるだけで、スタートラインとしても

 

だいぶ違います。

 

興味がない人は、何を言われても、どんなデータでも

 

やっぱり興味がないので。

 

 

 

●使った会社と使わない会社の違い(財務会計編)

 

じゃあ、本当にそんなに効果があるのか?というのが

 

多くの皆さんの気持ちではないかなぁと思います。

 

で、こういった社会科学的な分野の研究で

 

かつ中小企業を対象にした研究が

 

数年前から結構行われるようになりました。

 

実態をもとにした数字です。

 

 

 

そんな中から、まずは財務会計編です。

 

言葉の説明は、後でしますので、とりあえず結果から。

 

 

これは、愛知工業大工の坂本孝司先生の研究結果です。

 

出展は、中小企業の財務管理入門(坂本孝司著)です。

 

そこからグラフを作ったものです。

 

2倍という部分がかなり目立つように作ってあります。

 

これ、何を比べているかと言いますと、

 

財務会計という会計を毎月、経営に使っている会社の集まりと

 

その辺がどうだかわからない会社の集まりを比べたものです。

 

この時の黒字企業の割合を見ると、

 

財務会計を使っている会社の集まりは3社に2社黒字だったのに、

 

その他の色々な会社の集まりだと3社に1社ぐらいだということです。

 

それで、財務会計って何?ということですが、

 

貸借対照表とか損益計算書などのことです。

 

これらは、本来は、会社の外部の人に見せるための物です。

 

大抵の中小企業の場合には、

 

1番は税務署に出すため、

 

2番は銀行からお金を借りるためではありませんか?

 

もうちょっと大きな会社になると株主のためとかが主流になりますが...。

 

さて、このようによそ様のために作っているので

 

どうも、会社の社長は興味がもてません。

 

自分のために必要だから!となっていれば別ですが、

 

まぁ、出てくるし見るかなぁ。

 

分かりにくいところもあるけど、まぁいいか。

 

となってしまいがち。

 

そうではなくって、それを会社経営に活かしたらどうなったの?

 

というの研究してみたら黒字の会社が2倍になったよ!ということが

 

書かれています。

 

どうでしょうか?

 

この本、他にもいろいろなことが書かれていますので

 

興味があれば、こちらのリンクからどうぞ。

 

※アフィリエイトとかはないので、変なものもありませんよ。

 

 

●使った会社と使わない会社の違い(管理会計編)

 

次は、管理会計編です。

 

管理会計って名前は聞くけどよくわからないということも多いと思います。

 

財務会計が会社の外部の人向けに作るのに対して、

 

管理会計は会社の成長のために数字を集めたり

 

分析して数字を作ったりしたものです。

 

分かりやすいところだと、店舗別の売上や商品別の粗利益です。

 

各種、状況に応じて使い分けます。

 

自分のための数字なので、使う人は数字に興味深々になります。

 

その一方、作るのが難しい場合や、活用の仕方が良くわからないという

 

そんな場合も出やすくなっています。

 

さて、これを研究したのは京都大学大学院の澤邉紀生先生です。

 

 

出展は、企業会計2015 Vol67 No.7 管理会計は財務業績を向上させるのか?です。

 

出展をもとにグラフを作り直しています。

 

横軸は管理会計の活用度合いです。

 

非常に高い会社はもちろんすごく利益が多くなっていますが、

 

そうでなくとも、活用度合いで利益が何倍にも増えているのがわかります。

 

低いとやや低いの違いでも利益が2倍以上になっています。

 

私自身、実際お客様を見ていると、

 

数字を活用されているお客様は、上手に利益を出しているなぁと感じます。

 

この部分を変えていくためには…と、非常に積極的になります。

 

そのため、研究結果のように大きな差が出るのだと思います。

 

 

 

 

ちなみに研究は論文なので、こちらのバックナンバーに掲載されています。

 

そのほかにも、いろいろな管理会計による違いを数百社の中小企業だけを集めて

 

比較調査しています。

 

非常に役に立つことも多いので、興味があればどうぞ。

 

 

 

 

さて、今回は2つの研究成果を見てきましたが、

 

思っていたものと比べてどうでしたでしょうか?

 

多くの会社を集めて分析してみると

 

やはり、このように成果につながっているのが見えてきます。

 

食わず嫌いだったり、やっているつもり…だったりすると

 

なかなか、黒字化や利益2倍などの影響を受けることは難しいです。

 

それでは、せっかく経営しているのに、もったいないと思いますよ。

 

 

 

 

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