こんにちは。中吉カレンです。
今回も、皆様からいただいたご質問にお答えしてまいりますね。
Q.
編集者の方とつながるには、
どんなことをすればいいのでしょうか？
A．
これは編集者をしていると、いろいろな所でとてもよく訊かれる質問です。
企画書を出版社へ郵送したりメール添付するだけでは
忙しい編集者の方にはなかなか目を通してもらえないだろうし、
編集者さんと直接お知り合いになりたい！と思われている方も多いようです。
私自身も書籍編集者としての立場からこのご質問にお答えしますと、
実は編集者という生き物は、
心の底では自分からダイヤの原石のような新人を発見・発掘したいと
思っている人が多いように思うのです。
希少なダイヤモンドや森の中にいる珍しい鳥だからこそ、
見つけた時には大きな喜びや価値を感じられますし、思い入れもひとしお。
あなたが世にも珍しい鳥のように、編集者のほうから
「見つけさせてあげる」人になって、
この新人著者には可能性を感じる！と、
「ワクワクさせてあげる」というのも大事な視点です。
そのためには、やはりインターネットを使ったメディア発信はとても有効。
見つけてもらえることを想定して、まず、
自分がやるべき事を大切に行うのはもちろん、
情報発信を丁寧にやり続ける。これ、できていますか？
ブログやFacebookのフォロワーの数を気にする方も多いですが、
実は、それは出版には絶対条件ではありません。
もちろん、少ないよりは多いほうが注目材料にはなり得ますが、
優れた編集者ならば、“素材のそのもののポテンシャル”を見ています。
ブレないコア・メッセージを発信し続けることで、
そのメッセージにヒットする編集者との出会いも引き寄せられてくるのだ、
とそう考えてください。
知らないあいだに興味を持たれていることだって、あるかもしれません。
その時にブログやSNSの過去記事で、あなたの魅力がしっかり伝わるのが理想的です。
ここで誤解しないで欲しいのですが、
売り込みなどのアプローチをしてはいけない、と言っているわけではありません。
ただどんな時も、”相手の立場”で考えることが必要ですから、
無理して出会いを探さない、想いを押し付けないーーこれは恋愛でも出版でも、同じですよね。
あなたが望む「一期一会」を、 大切につくり出して欲しいのです。
ある日突然、
出版社や編集者からコンタクトがあった！という方は意外に多くいらっしゃいます。
でも、そこで舞い上がらないことも大切ですね。
本当に出版に結びついていくかどうかは、まだそれからです。
自分と相性のいい出版社や編集者と出会いたい！という
その気持ちを大切に、発信を続けていってくださいね。
応援しています!!
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