犬の東洋医学アロマ:まず犬の身体の状態を把握しよう! | 犬のための手作り食[ぐり通信]公式BLOG
2018-08-10 15:09:19

犬の東洋医学アロマ:まず犬の身体の状態を把握しよう!

テーマ:犬に東洋医学アロマセラピー

こんにちは。Office Guriの諸橋直子です。

 

さて、昨日のメルマガで

「東洋医学アロマに興味のある方は、メルマガ内のURLをクリックして意思表示をしてくださいね」

と、呼びかけたところ、マニアックな内容であるにもかかわらず、予想以上にたくさんの方が

「興味あるよ!!」

と意思表示をしてくれました。

 

こんな風に意思表示をしていただけると、私も大変うれしいです。

 

というわけで、先ず今日は基本中の基本、

 

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●東洋医学アロマセラピーって一体どういうものか?

————————————————-

という話をしますね。

 

アロマセラピーにわざわざ「東洋医学」が付いているわけですが、その理由は一言でいうと、

「アロマの精油を選ぶ際、まず犬の”体質”を入念にチェックする!」

というステップが【必ず】入るからです。

 

勿論、一般的なアロマセラピーのように

「ストレスを和らげたい」

「肌の乾燥をケアしたい」

など、トラブルや症状から逆引きして、精油を選ぶ、というのも良い方法です。

 

それに対し、東洋医学アロマセラピーでは

 

「そっかストレスか!じゃあそのストレスの種類と原因も考えた上で、最適な精油を選ぼうか!」

 

「肌の乾燥か!その乾燥って、肌だけの問題と考えていいんだろうか?

肌に影響を与えている体の他の部位や内臓の不調についても同時に考えてみようか!」

 

という風に、より「原因」に一歩突っ込んで考える方法を取ります。

 

例えば、最近、犬にも増加している「アトピー性皮膚炎」ですがこれは、一般的な医学の目で見ると

「皮膚から炎症の原因になる異物が侵入し、それに対してアレルギー反応が起こっている状態」

と捉えます。

 

生理学的にはこれでOKですが、そのアトピーによって、犬のおかれている症状や不快感、悪化要因は様々です。

 

ではこの場合、「東洋医学アロマセラピー」ではどう考えるのか?

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●アトピーをまず3タイプに分けて捉える

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【1】かゆみが強い”風熱”タイプ

【2】じゅくじゅくと分泌液が出続ける”湿熱タイプ”

【3】ストレスによって悪化している”肝鬱血燥血お(病だれ+於という漢字)タイプ”

 

一口にアトピーと言っても、症状や犬が抱えているストレス具合や皮膚の状態、胃腸の調子など多角的に犬を見てまずこの3つのタイプで考えます。

 

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【1】かゆみが強い”風熱”タイプ

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→ これは炎症が強く起こっている状態なので、炎症を鎮めるよう働きかける精油をチョイスします。

例を挙げると、「カモミールジャーマン精油」がこういう場合、適しています。

もし、漢方薬を選ぶとすると「十味敗毒湯(じゅうみはいどくとう)」。

ちなみに「十味敗毒湯」は皮膚疾患のファーストチョイスにお勧めの漢方薬です。

 

大事なことをひとつ。

 

皮膚トラブルにアロマや漢方薬を利用する際は、先ず必ず動物病院で、西洋医学的な診断をしっかりつけてもらうことが大事です。

 

よく、西洋医学と東洋医学は「対立」して言われることが多いのですが、私自身はこの2つについて

●お互いに補い合って、犬の健康や治癒力を高めるもの

という風に考えています。

 

アトピーの治療にステロイドを使用することに抵抗を感じる方も多いですが、炎症を鎮め、つらいかゆみや炎症を取り、犬を一旦皮膚トラブルのストレスから解放することはとても大切です。

 

 

こうしたことを理解した上で、ステロイドについては担当の獣医師から、メリットとデメリット、どのくらいの期間使用するのか?等の説明をしっかり受けて、飼い主さん自身が理解する姿勢がものすごく大事です。

 

 

このような「即効性に優れた西洋医学的治療」と並行して

 

体を全体を整え、健康に向かって回復を助ける=体質改善

 

という意味で東洋アロマや漢方薬を、上手に使うのが、私が読者の皆さんにお勧めの姿勢になります。

 

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【2】じゅくじゅくと分泌液が出続ける”湿熱タイプ”

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→ アトピーから始まり、菌などが感染している場合、皮膚がべとべと、ジュクジュクする場合があります。

こういう場合、アロマ精油を東洋医学の視点で選ぶとしたら「ラベンダー」が選択肢のひとつになりますね。

漢方薬を選ぶとしたら「黄連解毒湯(おうれんげどくとう)」。

 

 

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【3】ストレスによって悪化している”肝鬱血燥血お(病だれ+於という漢字)タイプ”

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→ ストレスはアトピー性皮膚炎を悪化させる大きな要因として考えられています。

もし愛犬がこれに該当する場合は、おすすめ精油は「カモミールローマン」。

カモミールローマンは犬の精神へ強い鎮静作用があります。

鎮静作用を利用して、犬のストレスをまずは鎮めよう、という考え方です。

漢方薬を選ぶとしたら「加味逍遥散(かみしょうようさん)」。

これはイライラを鎮めたい場合のファーストチョイスとして、よく利用される漢方処方です。

 

 

いかがでしょうか?

 

今回は「アトピー性皮膚炎」を取り上げましたが、一口にアトピーと言っても、実は症状も原因も様々です。

 

これは、犬は1匹1匹違いますから、ある意味当たりまえの事です。

 

この「当たり前」の違いについてじっくり向きあい、考え、健康回復についての方向を探ってあげることができるのは、やはり飼い主さんである、と私自身は考えます。

 

 

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東洋医学アロマセラピーは、東洋医学の体質診断法に基づき、犬の身体や精神状態とじっくり向き合えることが特徴です。

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この向き合い方、東洋医学的体質診断の基本が理解できると強いです。

 

この基本を、以下のような犬によくあるトラブル

・便秘

・下痢

・外耳炎

・目のトラブル

・老化に伴う体の不調

のケアにも応用できるようになるからです。

 

私が東洋医学的な家庭ケアをお勧めするのはこの理由に尽きます。

 

急を要する病気の手当は、病院で行ってもらう。

 

その上で、「療養」を行うメインの場である「家庭」では、犬の身体と心にじっくり向き合う「東洋医学のケア」を取り入れる。

 

こんな風に

●東洋医学×西洋医学、どっちもいいところ取り

ができるようになると、犬の健康を守る手段が増えます。

 

家庭でのケアの幅も広がるので、いいですね。

 

なのでもし、今メールをお読みのあなたご自身が、病院との治療と並行して、家庭でも犬の健康回復の手助けをしたい、という場合

●東洋医学ケア

は、力強い味方になってくれるはずです。

 

では、なぜ今回は「東洋医学でアロマなのか?」ですが、これについては次号のメールでお話ししていこうと思います。

本日は以上です。

Office Guri
諸橋直子

(終)

 


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