こんにちは。数あるブログの中からご訪問あり がとうございます。このブログは私の個人的感 想や経験なので1例として参考にしていただけ たら幸いです。*もし本ブログ内の内容や言葉を一部抜粋して使 用される場合は事前に必ず(コメント欄などに て)ご連絡いただきますようお願い申し上げま す。


以前ボスに執筆の添削をしていただいたことがあります。本当に恵まれた環境と申しますか、執筆のプロがそばにいるというのはそのような時に非常にありがたいのです。


その時も言葉の選び方や表現方法や構成についてもご指導いただけたのですが、1番印象に残っているのは「まずは何事もこちらが相手を理解していることを表明してからのはなし」ということです。


例えば相手と意見が違った場合、すぐに反論せずに一旦相手の言い分といいますか主張を聞いてそれを「理解はしました」ということを「表明すること」が大切ということなのです。


執筆物の中であろうと会話であろうと手紙であろうとメールであろうとその本質は同じなのです。「理解した」だけでなく「理解したことを表明する」ことが大切なのだとおもいます。


リップサービスだろうと反論前のワンクッションだろうと、いったん「理解したことを表明する」ことで(良い風に)空気は変わる気がします。


「理解の仕方の表現」も様々なのですが、相手を評価するというのも方法の1つかもしれません。「〇〇さんはここがとても得意で私はそれが不得意です。なので私の不得意なことを〇〇さんにお任せしたい」と言われると、評価してくれているのはもちろんのこと「私をよく理解してくれているのだな」と感じます。


ボスはそれを文章でもうまく表現されます。反論するときですら相手について読者は嫌な印象を受けません。そりゃあプロが書けばうまい文章かけるでしょう?と思うかもしれませんが、結局人の普段の思考は文章に出てしまうと思うのです。


それを実感する出来事が先日ありました。

ボスとあまり一緒に事務局に出向くことはないのですが、その日たまたま同行しないといけない用事がありました。新しい部局でしたので職員の方に私を紹介してくださったのですがそのとき「わたしは(ボス)事務仕事が苦手なので、事務仕事が得意な〇〇さん(私)にこの業務も御願いすることになりました。安心してお任せできますのでよろしくお願いします」と紹介してくださいました。


私はそのとき「なるほどなあ」と感心しました

。普段から相手を理解し評価するという思考のある人だから文章にそれが表れるのだなと。


まずは相手を理解していることを表現してからの話、肝に銘じて精進しようと思います。