昨日、エベレスト単独無酸素登頂に挑戦している


冒険家・登山家の栗城史多氏 の講演を聴講して来ました。


前々からとても楽しみにしていた講演です。



『想いの実現』と題して講演された内容は予想通りに


素晴らしいものでした。



講演中に登山中の写真や映像をスクリーンへ写し話すのですが


私が感じた事を一言で言えば『壮絶』です。



何かに向って頑張っている人や成功者等に共通していると思う事


の一つに、周りから見たら凄い事を簡単にさらっと話してしまうと


言った事があるでしょう。(その裏には想像を絶する努力があるのですが)


本当に生死の淵ギリギリの所での挑戦にも関わらずです。



彼は、元々フリーターやニート的な生活を送っている時期もあった


との事で、“限界は自分で作っている”“夢は必ず叶う”事を自身の


冒険家・登山家としての挑戦する姿を通して、伝えていく事が彼自身の


夢(使命)なのでしょう。勿論、エベレスト登頂も当然ですが。



2回のエベレスト単独無酸素登頂に失敗した事で周りから非難の嵐だった


際に、野口建さんに3回目もエベレストを楽しめるねと言ってもらった言葉が


助けになったと言っていました。人は失敗する事で成長する事が出来ると。


2回の失敗があったからこそ3回目の挑戦が出来る!


彼が発する言葉は、そのどれもが超ポジティブ。聞いていても気持ちが良い。



また、登頂している際に撮っている映像を流した際にも彼の口からは


“楽しむ”・“感謝”・“ありがとう”の言葉が出てきます。


人は、良い状態の時にだけありがとうや感謝と言った事を口に出す事が多いですが


彼は、苦しみを味わっている時も、ありがとうや感謝の気持ちが重要だと言います。


登山中に苦しくなっても、その苦しみと『戦ってはいけない』『逃げてもいけない』


とも言っていました。



そして、成功する為には『失敗も必要』だと、失敗が人を成長させる事が出来ると。


夢を否定せず、叶うと信じて行動することの素晴らしさ。


周りは否定的な意見ばかりだった時に父親だけは、信じていると言ってくれた。


その一言で今の自分があるとも言っていました。素晴らしい家族です。



そんな彼の夢はきっと叶う事でしょう、素晴らしい講演でした。




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