五十嵐総合事務所のブログ

ブログの説明を入力します。


テーマ:

この数ヶ月で度々お客様からご質問を受けます。

 

賃貸マンションや賃貸アパートの火災保険についてです。入居者(部屋を借りた人)が入る火災保険についてです。

 

大家さん(建物の所有者)が入る火災保険についても、度々ご質問を受けますのでまた次回にでも解説させていただきます。

 

賃貸物件を貸りた方の多くは当然ですが、火災保険にご加入されていらっしゃいます。

しかしよく分からず不動産屋さんで保険加入させられており、その保険の中身を知らない方が多いように感じます。

 

入居者が入る火災保険は、自分の所有物(自分の家財道具)にかける火災保険です!

 

ここがポイントです!

 

入居者は、建物の火災保険に入るわけではないのです。

火災保険は自分の所有物にかける保険なので、自分の家財道具が保険対象となります。

 

建物の火災保険は所有者である大家さんが普通火災保険に入っています。

 

入居者が入る火災保険は、入居者が自身の家財について「仮に全焼しても200万円あれば充分もとどおり復旧できる」と思えば、200万円で火災保険の契約が可能です。

不動産屋が定型で作っている保険金300万~500万円の高い火災保険に入る必要はありません。

また不動産屋で火災保険に入らなくて、他の保険会社(保険代理店)で火災保険に入ることも可能です。

 

入居者の中には、「大して高いもの持ってないし、火災保険なんていらない!」と思う方もいっらしゃると思います。

 

ところが不動産屋で交わしている賃貸借契約書には、「火災保険の加入は必須」としている契約が多いです。何故なら、火災保険に入っていないとトラブルになることが多いからです。

 

トラブルとは、入居者と大家さんとのトラブル、入居者とそのお隣や階下の入居者とのトラブルです。

 

【事例】

入居者Aさんが失火により、アパートを燃やしてしまった場合を考えます。火事によりAさんの家財が全焼。隣に住んでいるBさんの家財も一部燃えた、とします。アパートも一部燃えました。アパートの大家さんはCさんとします。

 

【事例の場合の保険対応について】

Aさんの失火によるAさんの家財道具の損傷

→Aさんの火災保険で対応

Aさんの失火によるBさんの家財道具の損傷

→Bさんの火災保険で対応(Aさんの保険からは出ない

Aさんの失火によるアパートの損傷

→Aさんの火災保険の借家人賠償補償特約で対応、もしくは大家さんの火災保険で対応。

 

Aさんの失火によるBさんの家財道具の損傷についてですが、この場合、Bさんは被害者です。

しかし、BさんはAさんに損害賠償請求ができません。

火事の場合、損害賠償請求ができないのです。

これは法律で決まっています。

AさんはAさんが加入している火災保険で、BさんはBさんが加入している火災保険でそれぞれ対応することとなります。

 

BさんはAさんに損売賠償請求ができないのですが、大家のCさんはAさんに損賠賠償請求ができます。

これは多くの場合、AさんとCさんとの賃貸借契約書の中に「(Aさんが)借用戸室に損害を与えた場合は、(CさんはAさんに)損害賠償します。」という記述があるためです。

当事者同士がその契約内容で合意していますので、AさんはCさんに建物の復旧費用を賠償しなければなりません。

Aさんが火災保険、正確にいうと火災保険に付帯することの出来る特約の借家人賠償補償特約に入っていないとこの部分が自己負担になってきます。

 

賃貸でお部屋を借りた時に入る火災保険は一般的に下の内容になっています。

 

主契約:家財の火災保険(保険金100万円~500万円)

主契約:家財の地震保険(火災保険の保険金の50%が地震保険の保険金となっています)

特約:借家人賠償責任補償特約

特約:個人賠償責任補償特約

 

借家人賠償責任補償特約とは、借りている部屋で失火や爆発などを起こしてしまい、建物に損害を与えた場合に大家さんに対する建物の損害賠償費用をお支払する特約です。

 

個人賠償責任補償特約とは、日常生活で他人をケガさせてしまったり、他人の物を壊してしまったりした場合の損害賠償費用をお支払する特約です。

具体例を挙げると、「入居者のうっかりミスで水漏れ事故を起こし階下の住民の家財を水浸しにして、買い替えをしないといけない状態にしてしまった」などです。

 

実は、アパートやマンションは水漏れ事故が大変よく起こります。

大家さんの管理不備による水漏れ事故(老朽化による配管の破裂等)は大家さんが損害賠償しなければなりません。しかし、入居者の不備による水漏れ事故(蛇口の閉め忘れ、洗濯機のホースからの水漏れ)は入居者が損害賠償しなければなりません。

 

このように火災補償・地震補償の主契約の他に借家人賠償責任補償特約と個人賠償責任補償特約を付ける事でやっと安心できる商品となります。どちらの特約もとても大事です。

 

 

東京海上の火災保険「住まいの保険」では賃貸物件向けのパンフレットがあり、分かりやすく書かれています。

 

AD
いいね!した人  |  リブログ(0)

テーマ:

今回は他車運転特約(正式には他車運転危険補償特約)についてご説明します。

 

この他車運転特約ですが、とてもよくお客様に質問されます。

 

厳密に言うと、保険会社によって規定が違うのですがざっくりとご説明いたします。

 

他車運転特約とは、「記名被保険者やそのご家族が一時的に借りたお車を運転中にの事故を補償します。借りたお車の保険に優先して、ご契約のお車からそのご契約内容に応じて保険金を支払います」というものです。

 

 

お客様の車が自家用8車種で、個人の自動車保険契約の場合(法人契約ではない)、他車運転特約が通常自動で付帯されてきます。

 

自家用8車種とは、以下の車です。

①自家用普通乗用車

②自家用小型乗用車

③自家用軽四輪乗用車

④自家用普通貨物車(最大積載量0.5トン超2トン以下)

⑤自家用普通貨物車(最大積載量0.5トン以下)

⑥自家用小型貨物車

⑦自家用軽四輪貨物車

⑧特殊用途自動車(キャンピング車)

 

まあ、個人の場合はほとんどの人が、上の①か②か③が多いでしょう。いわゆる軽トラは⑦です。農業をしている人が多く所有しています。注意しなければならないのは、営業用の車は含まれていないことです。基本、自家用のみです。

 

上の①~⑧のいずれかの車を所有しているAさんが自動車保険に入った場合、他車運転特約が自動的に付帯されてきます。

 

【事例のご紹介】

そのAさんが、ある日、友人Bさんの車に乗せてもらいドライブに行くことになりました。友人Bさんが運転していましたが、友人Bさんが疲れたらしく、Aさんに「悪いけど運転代わってくれない?」と言ってきました。友人Bさんが言うには、「自動車保険に入っているから大丈夫。Aが事故起こしても大丈夫。」と言います。AさんはBさんの保険で出るから大丈夫と思い、運転を変わりました。運転してしばらくして、うっかり運転ミスをしてしまい、電柱にぶつかってしまいました。

 

 

上の事故を起こした場合、2つの保険で対象になることになります。

 

友人Bさんの保険でカバーする方法

一つは、友人Bさんが入っている自動車保険。友人Bさんの自動車保険は本人限定や家族限定にしていませんでしたので、他人のAさんが運転した事故もカバーされます。電柱の修理代は対物賠償で支払われます。車の損害は友人Bさんが車両保険(一般条件)に入っていたらそちらでカバーされます。

 

Aさんの保険でカバーする方法

Aさんが入っている自動車保険で他車運転特約を使う方法です。Aさんの保険で電柱の修理代は対物賠償で支払います。友人Bさんの車の損害はAさんが車両保険(一般条件)に入っていたらカバーされます。この場合、実際には対物賠償での支払いになります。車両保険の免責金額が5万円であっても、車両保険での支払いではなく対物賠償での支払いになりますので、対物賠償の免責金額が0円であれば(0円の契約者が圧倒的に多い)、免責金額が適用されずに修理代金が時価ベースでお支払できます。

 

上のような事故が起きた場合、友人Bさんの保険を使うか(使わせてもらう)か、Aさんの他車運転でカバーするか選択できます。

 

しかし、友人Bさんの保険を使うと、Bさんの自動車保険が翌年等級ダウンして上がってしまいます。事故を起こしたAさんからしたら、Bさんに迷惑を掛けたくない、と思うでしょう。Aさんは自分が入っている保険で他車運転特約で保険が出るのならそっちを利用しようと思うでしょう。結果、Aさんは自分の他車運転を使うことに決めます。Aさんの自動車保険は今度の更新の際、保険使用したため等級ダウンして保険料が上がってしまいます。

 

他人の車で自損事故を起こした場合を例にしましたが、人をはねてしまった場合でも車にぶつけてしまった場合でも同じです。他車運転特約でカバーされます。

 

上の事例で友人Bさんは車両保険(一般条件)に入っているが、Aさんは車両保険に入っていなかった、としたらどうなるでしょうか?Aさんの他車運転ではBさんのお車の修理代は出ないことになります。この場合、友人Bさんが自分の保険を使うことになるでしょう。その場合、Aさんと友人Bさんの関係が気まずくなる、ということも起こりえるかと思います。Bさんからしたら自分の保険が保険を使ったため、次回高くなるからです。

 

ということで、他車運転特約は付帯はされていますけど、車両保険に入っているかどうかで出ない場合もあることがあるのが大事なポイントです。

 

あるお客様からこのような質問がありました。

「車3台持っていたら1台だけ自動車保険に入っていたら、入っていない2台で事故を起こしても、入っている自動車保険の他車運転で保険が出るのではないか?だから1台だけ入ればいいのでは?」

 

この質問に対する回答は、

「他車運転では自分が所有している車での事故は出ません。3台全部自動車保険に入る必要があります。」となります。

 

お客様がそこに気付いたことはさすがだと思うのですが、保険会社も商売です。そんなに甘くはありません。

 

ちゃんとパンフレットにこのようなお車は対象外です、と書いています。下の車で事故起こしても他車運転で対象になりません。

・記名被保険者が所有または常時使用する車

・記名被保険者の配偶者が所有または常時使用する車

・記名被保険者や配偶者の同居の親族が所有または常時使用する車

 

約款を見たら、次の車も対象外です。

・勤めている会社の車(事例でいくとAさんの勤務先の会社の車)

 

他にも保険が出ない場合等、細かい規定がいろいろありますので、「他車運転があるから大丈夫!」と思わず、気になったら保険会社や代理店に相談されることをお勧めします。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

AD
いいね!した人  |  リブログ(0)

テーマ:

個人賠償のご説明をすると、大体半数くらいの方がどのような補償か分からない、と答えます。

 

個人賠償は大変便利な特約なので私はどのお客様に対しても一度は説明をしています。

 

個人賠償についてざっくり説明をしますと、日常生活において加害行為(人を怪我させてしまった、人の物を壊してしまったなど)を行ってしまった場合に損害賠償の費用が出る保険です。

 

具体的な事故例としては、自転車で人とぶつかって怪我をさせてしまった。買い物に行った際に陳列されている商品を落としてしまって割ってしまった。飼い犬が人を噛んでしまった。マンション居住者で水漏れを起こしてしまい、階下の住人の家財に損害を与えた、などです。

 

要するに損害賠償をしないといけないような事態になった場合に出る保険です。

 

この保険の注意点としては、仕事中の加害行為は出ない、ということです。仕事中の賠償保険はそれ専用商品がありますのでそちらに入らないといけません。

また、故意で行った場合はもちろん出ません。また一時的に借りている物を壊してしまった場合も出ません。

 

ここから先は保険会社によって異なると思いますが、保険の対象者(被保険者)はご家族全員が対象となる、ということです。例えばお父さんが個人賠償に入っていて、その娘さんが何らかの加害行為を行ってしまった場合、お父さんの入っている個人賠償から保険が出るのです。

 

家族全員が保険対象となるため、保険の入り方に気を付ける必要があります。

 

お父さんが個人賠償(無制限)に入っていたら、奥さんは個人賠償に入る必要がありません。また子供さんも個人賠償に入る必要がありません。

 

つまり一家に一契約(あるいは一特約)あれば、全員を保険対象としてカバーするのでそれで安心、というわけです。

 

知らずに個人賠償を複数かけているご家庭は多いと思います。少しでも保険料を節約するために是非見直してみることをおすすめします。

AD
いいね!した人  |  リブログ(0)

テーマ:

割と多くいただくご質問に、


「車を友人から譲渡してもらったけど、まだ車検証の名義が友人の名前のままになっている。自分の名前で自動車保険の契約ができますか?」


というものです。


車を譲渡あるいは売買により自分の所有になったが車検証上の名義(所有者)は以前の持ち主のままというケース。


この場合は、新所有者は自動車保険の契約ができます。車検証の名義変更が完了していなくても、です。


新所有者が自動車保険の契約をする場合、車検証のコピーに「実際の所有者は○○であり自動車検査証上記載の名義は譲渡の際の名義残りです」というコメントとサインをしてもらうことになります。


この規定はどの保険会社でも共通というわけでもなさそうです。以前あるお客様から通販系の自動車保険に相談したけど、ダメだったとおっしゃっていました。保険会社によって違うのかもしれませんね。


車検証の名義が新しい所有者になっていなくても自動車保険の契約ができる、といってもいつまでも名義変更をしなくていいというわけではないので注意が必要です。


自動車税は毎年4月1日時点の所有者にかかってきますので、早めの名義変更をするのをおすすめいたします。

いいね!した人  |  リブログ(0)

AD

ブログをはじめる

たくさんの芸能人・有名人が
書いているAmebaブログを
無料で簡単にはじめることができます。

公式トップブロガーへ応募

多くの方にご紹介したいブログを
執筆する方を「公式トップブロガー」
として認定しております。

芸能人・有名人ブログを開設

Amebaブログでは、芸能人・有名人ブログを
ご希望される著名人の方/事務所様を
随時募集しております。