もしあなたがこれから起業をしようとしたら、どの分野でどの方向性で起業をしようと考えるでしょうか?


多くの人が今まで仕事としてやってきたことや、元々好きで興味があること、趣味で行っていたことを土台にして、起業を考えるというのもありますね。

 

今まで長年仕事でやってきたことや、好きでやっていたことというのは、あなたの中で沢山の経験があり、知識も豊富なはずです。


そして長時間やっても苦にならなかったり、それでお金を得るということに抵抗がないという点も理由にあると思います。

 

このように経験があり、知識もある分野、自分の仕事や生活、趣味嗜好といったところに関連性があり、または近い分野で起業を考えることは、自然なことだと思います。

 

経験とは違う視点で起業をする

ところで、仕事や趣味としての経験があったり、関連性がある分野とは違った分野で起業することもよくある話です。


たとえば急に今までとは違うことに興味が沸いたとか、住む場所や仕事環境を変えてから、仕事に対するアプローチが変わったといった理由で、違うことに取り組む人も少なくありません。

今までやってこなかった方向性で起業をしたり、きっかけがあって飛び込んだ新しい分野で起業をするなどがそれに当てはまります。
 

そのようなとき起業をしようとする気持ちはどこからくるのでしょうか?

 

人体星図とは?

実はそのような気持ちになることは、私たちが持って生まれた資質と無関係ではありません。

 

元々人には様々な資質があり、それらがうまく合わさった結果、いまのあなたがもっている思考や嗜好、行動パターンとなって表れています。

 

そしてそれらの資質を分かりやすく表しているのが、算命学でみたその人の人体星図です。

 

  • 人体星図とは、真ん中に「胸」、左右に「左手」と「右手」があり、上下には「頭」と「腹」があります。そして各場所に、算命学で表現している10の星のいずれかが入るという図式になります。
     

仕事運はどこにある?

そしてこの人体星図から、人はどのようなことに興味があり、それを仕事としてやっていくのかとか、将来的にどのようなことに関わりたいと思っているのかといったことを読み解いていくことができます。
 

起業をする、仕事をすることに関わっている場所は、「左手」と「お腹」のところです。
 

左手からは仕事やビジネスに関することや交友関係を、お腹からはその人の未来に対する思いが分かります。
 

また「胸」もその人の根幹となっている思いや生き方を表している場所ですので、仕事と関係があります。

 

起業の方向性を見る

算命学を使ってあなたのこれからの起業の方向性を見出すには、ほかの方法もあります。
 

しかしこの左手とお腹のところにある星は、直接その仕事に携っていなくても、あるいは今の仕事と無関係でも、あなたの仕事や起業の方向性を考える上でとても助けになるのです。

 

これは一例ですが、ある人(仮にAさんとします)は左手に司禄星という星をもっていました。
 

この星が司る分野は多岐にわたるのですが、一言でいうと現実的な生活を整える能力に優れている星です。

 

整えるということから、仕事の計画を練ったり、準備をするといったことにも秀でていますし、仕事として経験したことを蓄積したり、お金や物、信用を蓄えることにも長けている星です。
 

つまり、整えること、積み重ねることがキーワードになっています。

 

そしてAさんはというと、この「整える」という資質をフルに生かして、整理収納で起業をした一人です。


もちろんAさんはこのことをほかで習ったわけではなく、仕事で行った経験もないのですが、主婦として子育ての経験から独自の起業スタイルを編み出しました。


このAさんのように、左手の星が表す方向性で起業し、うまくいった例はほかにもあります。

 

起業への思い

このように今まで歩んできた道とは違っていても、仕事としての経験がなくても、もしあなたの人体星図の中に、あなたが起業をしたいと思っている分野や取組みに関係している星が入っていたとしたら、それは十分な起業の動機になるでしょう。
 

仮に今までそれを仕事にしてこなかったとしたら、今まではそれを生かすような環境やタイミングがなかったために起こったことにすぎないからです。

あなたの起業したいという気持ちや思いは、あなたの人体星図の中からきているのかもしれません。


起業とは、経験値よりもあなたがすでに持っている資質や思いをもとに行っていくことが可能なのです。