The future has already begun.
未来はすでに始まっている。
(ドイツ人 作家 ロベルト・ユンク )
元はドイツ語小説のタイトルを英語で訳してあるもの。
この言葉を読んで、非常に感動してしまいました。
未来はすでに始まっている。
たしかに、一般的に考えればそりゃそうでしょう。
過去の延長線上が今で、その延長線上が未来。
(本当は違うけど、この記事ではそういうことにしておきます。またいつか)
過去が未来になっていくんだから、そりゃ未来というのはもう始まっている。
でも英語訳を読むと、ちょっとニュアンス違うんですね。
現在完了形が使われているんです。
・英語の時系列
英語での時系列というのは、非常にシビアで厳格です。
今と昔と未来というのは全て違う
どうしようもなく越えられない壁がある。
過去は過去。今は今。点と点の別の存在。
じゃあ、現在完了形は何かと言えば
昔と今をつなぐ表現なんです。
昔、あの日、あの時に始まったことが今つながっている。
つまり
The future has already begun.
とは
あの日あの時に描いた未来
あの日あの時に抱いた思い
その中を今も生きている
そんな意味合いをもつ言葉なんです。
あなたは、僕のブログにたどり着くような方です。
これまで自己啓発本とか占い本とか色々読んできたり、そういう人たちの言葉に触れてきたんでしょう?
その中で心動いたり、自分の人生をこうしよう!って思った経験があるでしょう?
その時に思い描いた未来。
そこに今も生きてますか?
ぶっちゃけ、生きてなくても良いし、生きてても良い。
違ったなら、また描きなおせば良い。
描いた未来の中で生きていないなら、またそこに戻ればいい。
あなたが思い描いた未来は、あの時からもうすでに始まっているんですから。
水月理仁
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