今は仕事があるけれど、一生この世界で働いていきたいのであれば、専門性を広げる必要があるかなと思うようになりました。
キャリア理論は知らなかったけれど、専業主婦から働き始めるまで、先を見据えず過ごした事で大変になった痛い体験から少しは学んでいたようです。
ところが、どの領域へ踏み出せばよいのか見当もつかず、周りの人々へ相談したところ、
最近日本へ入ってきた二つの資格があると教えてもらいました。
ひとつは、キャリアカウンセラー。
もうひとつは、ファイナンシャルプランナー。
どちらの資料も取り寄せ検討すると、有資格者の数はまだどちらも100名を越えたぐらいでした。
独立開業するのであれば、ファイナンシャルプランナーの方がビジネスとして成立しやすいと教えてももらいました。
ところが、何度資料を読んでも、ファイナンシャルプランナーとして働くイメージが持てません。
そして、自分自信が投資をしたこともなく、数字に対して興味が湧かないのな、人様の相談にのるなんて大胆な事はできないという考えに至りました。
一方のキャリアカウンセラーの方は、どのように生きていくか、働くかを自律的に考える支援をすると思うとワクワクしてきました。
その後のビジネスとしての展開は不透明ながらも、
「やるべき」ではなく、
「やりたい」という心の声に従い申込書類を提出してしまいました。
はたして本当に自分自信に向いているのかどうか、ハラハラしながらの学びのスタートでした。
