北欧旅行・ヴァルダル〜オンダルスネス〜オスロ(6月30日) | 小椋聡@カバ丸クリエイティブ工房

小椋聡@カバ丸クリエイティブ工房

兵庫県の田舎で、茅葺きトタン引きの古民家でデザイナー&イラストレーターとして生活しています。
自宅兼事務所の「古民家空間 kotonoha」は、雑貨屋、民泊、シェアキッチン、レンタルスペースとしても活用しています。

今日は、オンダルスネス発9:26のラウム鉄道に乗るために、朝の7:00にヴァルダルの宿を出発です。残念ながらブレックファーストは時間外だったので食べることは出来ませんでしたし、ここから先、オンダルスネスまでは店などない場所なので、昨日スーパーで買ったトルティーヤ・チップスが朝ご飯代わりです苦笑

道中、こんな感じで屋根の上まで草が生えている家がたくさんありました。屋根が腐って天井が抜けないのかな…と心配になりますが。

$小椋 聡@デザインオフィス・コージィ

風景に溶け込み過ぎ・・・・

$小椋 聡@デザインオフィス・コージィ

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宿のお母さんに教えてもらった「Gudbrandsjuvet」というところに立ち寄りました。何と読むのか全く分かりませんでしたが、日本に帰って来てから調べてみると「グドブランドスユーエ」と読むそうです。言われてみると、そう読める。

スゴい滝の峡谷の上に、オシャレな鉄のハシゴがウネウネとかかっています。

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そこから更に、オンダルスネスに向かって北上すると、スゴい景色です…。なんと表現して良いのか分かりませんが、「大地」という感じです。日本の風景で「大地」を感じることを出来る場所と言えば北海道ぐらいしかありませんが、ノルウェーの景色はまさに「大地」という感じです。

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すごいな…これ。晴れていて一面、緑に覆われているときもきれいなんだと思いますが、この風景はこれはこれで良いものを見ることが出来たと感じます。

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そこからしばらく行くと、トロルスティーゲンという場所に到着しますが、ガイランゲルからトロルスティーゲンまでの道は、ゴールデン・ルートとも呼ばれているらしく、その名の通り素晴らしい景色の連続でしたよろこび

こんな風景の中に、いきなり安藤忠雄デザインの近代美術館のような建物が出現します。

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いわゆる、股間が縮み上がるような…という場所でして、断崖絶壁から流れ落ちる滝の真上に展望台があります。そこから先に見える風景は、まさに『風の谷のナウシカ』に出て来るような風景。素晴らしいにこきれいキラキラ
しかし、この展望台の下は隙間が開いていて、絶壁の上に浮いていますキャッ☆



$小椋 聡@デザインオフィス・コージィ

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さてさて、これからこの強烈な道をオンダルスネスに向かって降りて行くのですが、ガードレールなんてありません…。「適当に、気をつけて運転しなはれ」って感じなんでしょう・・・・

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寒かったので朋子は先に車に戻っていましたが、僕は一人で更に先の方まで探検に行っていましたので、結構、電車までの時間がギリギリになってきました汗

急いでこの坂を降り、オンダルスネスの駅に出発!

今回は、ちゃんとクレジットカードでガソリンを給油したので問題ありませんでした。オンダルスネス駅前のエイビスの営業所に車を返却しないといけないのですが、見当たらない!
オーレスンの空港で車を借りるとき、窓口の人に「オンダルスネスで朝の9:30の電車に乗らないといけないので、もし営業所が開いていなくて車が返却出来なかったらどうすればいいですか?」と尋ねていました。すると「駅前に適当に停めておいてくれたらいいよ。私が連絡して言っとくよ!」ということでしたので、田舎の駅とはいえキーを付けたまま車を置いておくのは心配でしたが、そのようにさせて頂きました。後日、日本のエイビスに確認すると、ちゃんと返却されているとのことだったので、安心しました溜め息

こちらがラウム鉄道。『北欧スタイル』という雑誌の「デザイン鉄道」の一番最初に特集されていた電車なので、是非、乗りたかった路線です。
こんなに田舎の駅なのに、メチャかっこいいデザインよろこびこのギャップがたまらんな~。

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内装もすごくオシャレ。

$小椋 聡@デザインオフィス・コージィ

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途中の風景も素晴らしく、座ってなんていられません。右側も左側も見れるように僕ともう一人のおじさんもカメラを持って通路の簡易椅子に座っていましたが、車内アナウンスで「右側に見えるのが・・・で」「次は左側に・・・」「そして右側」という感じだったので、おじさんと二人で「私たち、忙しいですね」と笑っていました。

$小椋 聡@デザインオフィス・コージィ

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山岳部を抜けると、こんな感じの風景。

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あちらの駅はホームまで車が入れます。

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ラウム鉄道の終着駅・ドンボスに到着。そこからオスロ行きの電車に乗り換えます。と言っても、先日と同じく、オスロ駅は改修工事で使えないので、途中のリレストレムという駅まで行って、そこから代行輸送のバスに乗換えです。

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途中、こんな電車も見かけましたにこ

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オリンピックの開催地・リレハンメル駅で停車していると、何やらトラブルがあってしばらく停車との車内アナウンスがありました。30分ほど停車していましたが、ワラワラと人が降りて向かい側のホームの電車に人が乗り換えているので、前に座っていたおばさんに聞いてみると、隣のカッコいいお兄ちゃんが「急ぐならあっちに乗り換えた方がいいよ」と教えてくれました。特に急いでいる訳でもなかったし、これで車内が空いたので、そのままこの電車に乗って行くことにしました。

オンダルスネスからドンボスまで1時間半。ドンボスからリレストレムまで3時間(プラス30分)。さすがに疲れましたが、やっとリレストレムに到着。更に、ここからオスロまでバスで40分むっ
こちらが、ノルウェーの国鉄の電車です。

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見覚えのあるオスロに戻って来ました。さすがに疲れました。オスロのメインストリート、カール・ヨハン通りを通って、今晩の宿・グランドホテル・オスロに向かいます。

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カール・ヨハン通りの路上で、なぜかあちこちでヘビメタバンド・KISSのTシャツやトレーナーを売っていたので、何でオスロでKISSなのかな~と思っていました。

今日のグランドホテル・オスロは、今回の旅の中で一番いいホテル。この日は疲れているだろうから、ちょっと奮発して、いわゆる最高級ホテルというヤツにしたのですが、到着してみると、なぜかホテルの入口が黒山の人だかりで、中に入れない状態になっていました。しばらく一緒に待っていたのですが、どう見てもこのホテルの宿泊客ではなさそうな人たちだったので、隣のレストランからホテルのエントランスに入ってみると、ナント!そこにKISSのメンバーがいるではないですか~びっくりそうか~、Tシャツも人だかりもこれだったのかよろこび
KISSと言えば、僕らが中学の頃にド派手なメイクで一世を風靡したメタルバンドです。僕のiPodにももちろん彼らの曲が何曲か入っていますので、チェックインをするのも忘れて、ついつい写真を撮りまくってしまったキャッ☆

でも、メンバーの名前を知っているほどファンでもないので、写真を撮っただけですが、これがヴァン・ヘイレンとかラット、ローリング・ストーンズだったら、「一緒に写真撮って~」「サインして~」って、周りの人と一緒に(たぶん彼らの宿泊に合わせて、ホテルに泊まっていたファンの人たち)並んでいたと思いますスマイル

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こちらが本日の部屋。めっちゃ豪華ですキラキラ

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ちなみに、こちらがレストランですが、こんなところでは食べられないので、街でピザを食べましたキャッ☆

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北欧では、パーキングメーターもクレジットカードが使えます。すごいね。

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夕方のお散歩をしていると、ホテルの近くの広場でダンスパーティーらしきものをやっていたので、中に入ってみました。エントランスで持ち物チェックをされて入りましたが、何やら妙な雰囲気。ダンスと言っても、はっきり言ってかなりヘタだし、一体何がしたいのかよく分からない会場だったので、すぐに出て来ましたが、日本に帰って調べてみると、どうも差別撤廃を訴える「ゲイ・パレード」だったようです。

今日も、いろんなことがあった濃厚な一日でしたキラキラ