だんだん島や海岸線が近くなって来ました。甲板に出て動画を撮っていましたが、船首の方に移動するとものスゴい風です。タイタニックのローズとジャックが船の一番前で飛ぶ格好をする有名なシーンがありますが、船首であんなことをしたら吹っ飛ばされます（そもそも、あんな場所には入れなかったけど）。
もし津波が来たら…と思ってしまうようなところに、たくさん建物があります
オスロの港に到着した「クラウン・オブ・スカンジナビア号」
船のインフォメーションで駅までどうやって行けば良いかを聞くと、「About 10 minutes by walk」とのことでしたが、それは無理やで…その倍はかかりました
こちらはオスロ市内を走る路面電車。かわいい色
こっちはしないバス。
これが、オスロ中央駅です。
この時期、ちょどオスロ中央駅の改修工事だったため、ほとんどの路線で途中の駅までバスでの代行輸送を行っていました。僕たちが乗るベルゲン鉄道もヘーネフォスという駅までバスでの移動です。ベルゲン鉄道は、車窓からの景色がとてもきれいで人気の路線なので、観光シーズンは予約をしないと席が取れないとのことなので、日本からネットで予約をして行きました。これも、ノルウェーの国鉄NSBのサイト（英語切替あり）で簡単に予約が出来て、その予約番号を現地の駅の券売機に入れると、すぐに発券されます。メチャ便利。
バス移動の間もきれいな景色が続き、ずっとこんな感じ。
こちらがヘーネフォス駅。到着すると電車が待っている状態だったので、他の写真を撮る間もなく出発。
今回の旅でのルート設定で一番最初に決めたのが、このベルゲン鉄道＆そこから繋がるフロム鉄道です。ここからフィヨルドのある地方に向かって出発です。天気にも恵まれましたし、期待大です
こちらは普通車の車内。僕らはコンフォルトの席だったのでもう少し広くて、コーヒーやカプチーノなどのコーヒーメーカーも無料で使用出来ました。
隣はファミリー車両で、子供たちの遊び場がついていました。一緒に遊びたかったけど、変な日本人…と思われるのがオチなのでやめておきました
山間に進むにしたがって、どんどんスゴい景色になっていきます。まだ雪が残っていて、雪解けの水が流れ出しています。8月頃の青々とした景色よりも、これぐらいの時期の方が北欧らしさを感じることが出来て良いように思います！
ポツポツ小屋が立ち並んでいますが、冬の間は屋根の上まで雪にすっぽり包まれているんだろうな…
スゴい風景だ…
そして、ベルゲン鉄道からフロム鉄道に乗り換える中継地点の駅・ミュールダールに到着。こちら手前の赤い電車が、今、乗って来たベルゲン鉄道。
こっちがフロム鉄道です。如何にも山岳鉄道という感じの顔をしていますね～。期待が膨らみます
それにしても、どこに行っても連絡が良過ぎて、あまり駅でウロウロ写真を撮る暇もない。後10～15分ほど駅で余裕のある接続にしてもらった方が楽しめるのに…。
いよいよ出発ですが、進行方向左側に座っている僕たちに、何度もここに来ていると思えるおじさんが、「最初のトンネルの途中のライトサイドが素晴らしいから、こっちに来て見てごらん」と教えてくれました。
右側も左側も素晴らしい景色だったので、結局、最後まで通路のところに立ってあっち行ったりこっちに行ったりしていました
途中のショースフォッセンという駅でしばらく停車してくれますが、駅の半分が隣のものスゴい滝のしぶきで覆われています！あっという間にしぶきでずぶ濡れになるので、写真だけ撮ってすぐに避難。
その後も、素晴らしい景色の中をゆっくり走って行きます。約1時間の乗車ですが、あっという間に終着駅のフロム駅に着いてしまいました。
フロム駅に到着。駅のすぐ近くがフィヨルドの湾になっているので、巨大なフェリーが奥に見えている不思議な空間です。
フロムはとても小さな町…というより集落といった感じのこじんまりした場所です。今日の宿は、駅からすぐ近くのフレトハイム。フィヨルドの谷間の、スゴい場所に建っています！
フィヨルドビューの部屋という触込みでしたが、目の前の木が邪魔かも…。
夕方のお散歩のときに、ちょうどフェリーが出港して行きました。鏡のような水の上を滑るように出て行く船の姿は、見ていて感動します。
ホテルの食事は基本的にビュッフェなので似たような感じです。サーモンのマリネ＆エビ、チーズ、ハムなどが中心です。こんなものを毎日食べていると、そりゃ太りますわね
ホテルのレストランからの眺め。
こちらも初めて見るノルウェーの通貨クローネ。デンマークよりはお札っぽい。
で、今日もスーパーでビールを買って来ました！
