今回は防音や断熱工事などの様子をお届けいたします。
「アパート」と聞くと、壁が薄くて隣の家の音が聞こえる……とか、断熱とかの費用を抑えて作っているから夏暑くて冬寒いイメージ……とか、ちょっとネガティブなイメージがある方もおられるかもしれません。
しかし!レグリスは通常建築しているWOODBOXシリーズの断熱と同じ仕様で、さらに隣のお部屋との境の界壁や、1階と2階の境の床など防音対策もしっかり行っています。
その工事の1つがこちら。

サウンド=音 カット=削る、削除など。つまり音を減らしたり、なくしたりする。わかりやすいネーミングは好きです。
製造元の吉野石膏様のサイトに掲載されている情報によると、このサウンドカットは「特殊制振材」で、「床材・壁材の接着に使用し、物がぶつかったときの振動を抑えます」と説明されています。
このサウンドカットを、

専用のボードに隙間なく塗布して、

2階の床全体に施工しました。これで2階の足音などが1階に伝わるのが軽減されます。

次は壁や界壁です。

通常の住宅でも、外周部はぐるりと断熱材を施工し、室内の温度が外気に左右されにくいようにしますが、アパートは壁断熱にプラス、界壁を造ります。
界壁というのは遮音性能や防火性能がある壁を住戸と住戸の境に作ったものです。普段の生活音の軽減だけでなく、例えばどこかのお部屋で火災が発生してしまった場合、界壁があることによって他の部屋に火が燃え広がりにくくなります。何かあったときに命を守るための大事な工事です。

このように天井を通り抜けて小屋裏まで界壁をつくります。2019年の建築基準法改正で、必ず小屋裏まで達しなければならないというわけではなくなりましたが(小屋裏まで達しない場合は天井が遮音性能と防火性能を強化した強化天井に適合している必要があります)、このアパートでは小屋裏まで達する界壁でしっかり防音・防火します。

そして、界壁の追加情報です。

界壁は壁断熱の工事と同じように、柱と柱の間に施工された間柱の間にグラスウールを施工します。ここの界壁はさらに音が伝わりにくくなるように間柱の位置をずらして、「間柱の振動音が隣に伝わらないようにする」という工夫がなされています。


こちらは壁と天井の断熱の様子。実際の断熱性能も良いですが、見た目にもしっかり断熱している感じが出ています。

といった感じで断熱工事や界壁工事が行われています。
いつもより説明が長めになってしまいましたが、居住される方々がより快適に過ごしていただけるように頑張って施工しているので見ていただけたら嬉しいです。

工事の様子はまだ続きます。
(担当:M.M)