春競馬の息吹 | 大恵陽子の地方競馬遠征記

大恵陽子の地方競馬遠征記

女性競馬リポーターブログ

今日はお昼すぎまでサンテレビの収録。

終わったその足で園田競馬場へ
3歳戦とタガノジンガロ、期間限定騎乗最終日の高松騎手の取材へ。

そして明日は、KCN「ハルカス散歩」生放送(12:15~)です。


あぁ~しあわせ(*´∀`)ノ



それでは。
本日の園田競馬の様子をダイジェストで!
(自分への覚え書き含む)



8R3歳A特別を制したのは

マキシマムカイザー








この馬、園田1400mではこれで4戦4勝と無敗を誇ります。

前走では1700mも勝っているので
長い距離への不安もすでに払拭。

しかし鞍上の川原正一騎手は

「調教でも乗っているけど、馬がまだ子供だよ。
今日も直線でフラフラしていたね」

と幼さを指摘します。

でも、それ以上に熱を込めて語ったのは
スピードと将来性。


「トップスピードはいいモノを持っている!!
少し仕掛けたらスッといけそうだし、
競馬を少しずつ教えながら、これからが楽しみな馬だね」


とのこと。


さらにこの勝利で川原騎手
地方競馬歴代4位に単独で躍り出ました。
(これまでは桑島騎手でした)


これについては嬉しい表情を見せつつも

「数字はあくまで過去のもの。
目の前の次のレースを見つめ
常に緊張感を持って先を見据えていきたい」

と、気を引き締めました。


検量室前で
「おおめでとうございます!」
と握手を求めてきたのは
岩手から約1ヶ月の期間限定騎乗に来ていて
この日が最終日だった高松亮騎手








人懐っこい笑顔と性格を持ち合わせていて
すっかり関西ノリにも馴染んだ様子でした。


11Rでの最終騎乗を終え







大きな荷物を抱えて帰って行きました。

「また来たいです!」

という言葉、信じて待っています。








この日のメインレースには
兵庫の大将格タガノジンガロが。







レース前、新子調教師は

「自分のペースで気分良く回ってくるだけ」

と。


スタートこそ52kgのウェットサンプが
軽量の利で先に出ましたが

「2コーナーからは相手を見ず
自分の競馬をしました」

と木村健騎手。


3コーナーで抜け出すと
そのまま突き放す一方。








木村健騎手は

「直線では後ろを振り返りませんでした。
今後のためにね。
これから強い相手とやっていくから、
ラクな勝ち方してたら通用しないからね」

と話します。
結果的に2.2秒の差をつけての圧勝でしたが
直線で鞭を入れていたのは、この為だったんでしょうか。




風が冷たい園田競馬場でしたが
あたたかい陽射しに誘われて
春競馬の息吹が聞こえてきました。




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