亡くなったじいちゃんが仰ってました。

 

「地獄というのはこの世にこそあるし、鬼というのは人にこそ宿る」

 

この手の話がめっちゃ好きで、十数キロ離れた母の実家に自転車漕いでって泊まりに行ってた変態が今、こうして毒舌ブログを書いている訳ですが(笑)。

 

僕が飼っている鬼たちは実にカラフルでレパートリーに優れておりますので意外にもこうしたブログを書く上では非常に役立っております、ハイ。

 

 

まー、当時は小中学生でしたからね。

 

全く納得せぬままお経やら太鼓やらを叩く真似事をしてただけなんですが(笑)まさかその頃の話が自分自身の行動原理を支配することになろうとは気が付きもしませんで。

 

すげぇモン埋め込んだもんだなぁ、と感心すると言いますか、感謝すると言いますか、迷惑してま…ぺおbjhq@0

 

 

さて、じーちゃん説によりますと、鬼は人に宿るモンな訳ですが、心理オタクと化したおぢゃっこさんに言わせれば「宿し方も多彩である」とか思ってます。

 

大別すると4パターン。憑依されてんのか、支配されてんのか、飼っているのか、殺してんのか。

 

 

個々人にとってみれば、どれがいいとかは特段ありません。本人にはほぼ自覚も出来ませんし。

 

しかし、巻き込まれる側からしたら、ある程度その鬼の生態を見極めておくと、豆を撒くとか、ヒイラギを植えるとか、サンマの御頭を刺す、とかよりは効果的な対策が打てると思っています。

 

では参りましょう。

 

 

「憑依型」

「鬼に憑依された状況」。

 

認知症の行動心理症状の一つである「被害妄想」や狐憑きなどはこのパターンと考えられる。

 

鬼に憑依されているので、本人をいくら説得しても意味はない。

 

当然豆を撒こうが、聖水を振りかけようが、十字架を掲げようが効果はない。「まともなご意見」は「火にガソリン」「モリカケに隠蔽」となり逆効果となる。

 

心理オタク的には「帰属のエラー」による暴走状態。帰属のエラーとは…面倒なのでまた今度。

 

よーするに考えもなく全部が全部否定。ありとあらゆるものが敵でなんなら自分も敵。「桜が咲いたねぇ…」とか全く関係のない事を言っても「油断を誘ってるに違いない」と解釈されてしまう。

 

残念ながら「鬼」には人類の使用する言語は通じず、論点が違う、とかいう次元でもない。吠え逆る犬に「まずは落ち着こう」とか言っても無駄であるのと同義。

 

対策としては距離を取る、時間を置くのがベストだが、そうもいかない、という立場にあるならばやれる事は「敵じゃないよアピールジェスチャー」とか「録画」。あとは速やかに精神科受診またはゴ〇ゴ13に狙撃を依頼す…lくぇいrぐh3p

 

取り急ぎ殴る蹴るは当然の事、唾を掛けられたり、咬まれたり、首を絞められたり、急所を狙われるため一定の距離は保つ必要があることに変わりはない。

 

瞬発力がある分持続力はなく、怒りエネルギーを使い果たすのを待つのみである。ただし定期的に繰り返すのでシェルターを用意するか避難訓練は欠かさないようにしたい。

 

 

「支配型」

実は鬼に支配されちゃってるパターン。

 

厄介なのは「ワタシガタダシイ」が全く揺らがないばかりか、「感染性」であり、「憑依型」に進化しやすい点。

 

まず気を付けたいのが感染。正面から対抗しようとすると「鬼と化す」必要が生じてしまいかねず、気が付けば「鬼同士の支配権の主張」になりやすい為、真正面に立ってはならない。マスクでは感染を防ぎきれない。

 

人語が通じているかのようにまともそうな主張を繰り広げるものの、あくまでもゴールは「ワタシガタダシイ」以外にはなく、明らかに当人が間違っている場合に面倒。

 

劣性に立たされたり、やり込められそうになると「死ねばいいんだろ」「邪魔なんだろ」の被害妄想に発展し、憑依型に進化する事がある。

心理オタク的には「帰属のエラー」そのものの状況。帰属のエラーとは…説明が面倒なのでやっぱり割愛する。


PTAのオクサマ方や国会・省庁にまでその生息域は拡がっていることが確認されており、「我こそは正義」が前提であるため、それを崩す者は排除しようとしてくるだろう。

 

対策としては相手方より強い権威をぶつけるのが効果的だが、権威を持った同属性の鬼もいっぱいいるため、その点に気を付けたい。

 

また、手近にそんな便利な権威がいない場面はやはり「録画」「録音」「日報」などで証拠固めしておくと良い。報道各社にリークす…れwfghぷ9gh

 

 

「飼育型」

別名「毒舌型」。おぢゃっこ型とも言…eobj[qtehj:えpb…なんでもありません。

 

比較的前面に鬼を出してくることはないものの、実際には多種多様の鬼を交配させている事が多く、ブリーダーと化していたりする。

 

インターネット上に数多く生息している事が確認されており、掲示板やSNS等で主に匿名や偽名を使って毒吐きをしている場合が多い。

 

リアルでは無害であることがほとんどだが、同調性が強く、バレない立場が担保できるとブリーダー同士が徒党を組みたちまちその場を炎上させてしまう凶悪性を秘めている。

 

対策としては、リア充させておけば無害。それが適わない場合、不平不満をその散歩道にまき散らすため二次被害に広がる恐れがでてくる。時々、自由奔放にドックランで駆け擦り回してヒィヤッホォォウと言わせて差し上げると良いとされる。

 

うるさい場合で即座に鎮静化させたい場合は「晒す」「風通しの良いところで天日に干す」「好物を与えまくる」のが手っ取り早い。
 

 

「漬物型」

別名「ドM型」または「修行僧型」。


常日頃から鬼を摘み取る事を使命とし、「鬼ホイホイ」を心一面に張り巡らせ「バ〇サン」を焚いている。自らに巣くう鬼を小さいうちから次々に蓋をし、重しを掛け、悦に入っている。

 

難点は時折自分まるごと鬼封じのトラップにかかってしまうため、滝にうたれてみたくなったり、部屋に引きこもりがちになり、明け方に首を吊りそうになってしまう。心の窓辺に「ダメ!絶対!」のポスターが貼ってあったりする。

 

基本的に無害である場合が多いものの、武器を手に取ると自分の外にいる鬼に対しても戦いを挑みたがる傾向があり、その場合は阿修羅と化し、周囲の状況を顧みずひたすら倒すまで破壊行為を繰り広げるため、鬼に対抗する手段として前に立たせるのだけは避けたい。

 

勝手に鬼を倒すことに使命を持ち、生甲斐を感じている場合もある。その場合、くどいお経や眩暈がするほどに長い呪文を行使することが多く、アルコールが入ると非常に面倒くさい。その場合は人身御供として隣に傾聴に長けた者を配置しておく必要がある。

 

対策としてはお世辞が効果的。たとえお世辞であることを見破っていても自らに生えてくる鬼をプチプチする日常に戻ってくれることだろう。




…と、ここまで書き切ってからナンですが、本気で読まれていると申し訳ない気がしてきた(-ω-;)…ええ、適当に書いてました、スミマセン。

 

 

にほんブログ村 介護ブログへ
にほんブログ村

 



~お読みくださいまして誠にありがとうございます~『おぢゃっこ俱楽部』