こんばんは、大島です。
社長と会社長のお話をいたしましたが、殆どが“社長さん”と私は把握しています。
それはなぜか。あくまでと持論ではありますが、金融機関にあると考えます。
彼らもまた事業者であります。金融庁所轄とは言え日本国や地域発展よりも業績なのです。
ただし、大きな誤解が行員にあるのかもしれません。それは、一般的な事業者とは異なり、“貸付つまりはマイナスこそが業績”なのです。
しかし残念ながら“焦げつき”を恐れなかなか貸し付けない、または、事業継続年数を重ねなければ動かないといったことをよく耳にします。
私も建設会社立ち上げ当初、契約書額面の一部しか貸し付けてもらえず、しまいには障害を背負うと返済優先となります。
追加融資による人員補強や固定収入確保へ事業転換計画をいかに訴えようと、数年の黒字くらいでは回収優先です。
思うに、確証はとぼしいものの、地方格差も新規事業者を育成しかねないのは、こうした守りの気質と閉塞的な村社会化は大きな要因と考えますす。
会社長が積極財政で未来志向な永続型ならば、社長は緊縮型に見せかけたエゴイスト短期型です。
金融機関もまた、社長と同じく、いや財務省や減税反対社者と同じく理念に誤解があるのではないでしょうか。
国家の財源が“国民の時間と生活から生まれる税金”ならば、金融機関も理論は同じなはずですよね。