こんばんは、妖怪です
この体になり、自炊では手の届かなくなったものをいただきました。
青椒肉絲。
細かく切ったピーマンと牛肉が最高でした。
しかしこうしてデキナクナッたことを噛み締めて、考えながら美味しさを味わいました。
中華人民共和国の店員が無効の言葉で話している声が際立つもので、なおさら考えることができました。
ここまで生きていたのが奇跡のような人生とはいえ、これからもまだまだ奇跡でも起きない限り難しいだろうな、と。
苦難あってのありがたみ、とはよく言うたもの。こりゃ。行き着くひまもありゃせんです。
金がなくともはたらくさ、もここからはその働くことに注文がつきます。
その一色に、美味かったな、と思い出してまで感動するのが、仕事に心血を注いだ過去ではなく、くちかけた今とは皮肉なものです。
世をあるき 山紫水明 山の声
山にこだまし 皮の音通し
