生ごみ先生が教える「元気野菜づくり」超入門野菜に含まれる発がん性物質を生成する「硝酸性窒素」の存在はショッキングです。家庭科の授業でも習いませんでした。また、売られている食品から好きなもにばかり食べて、必要な微量栄養素がきちんと摂れていない現代っ子が多いとも書かれていました。本書を通して総じて言えるのは、中学理科で習った「分解者」の存在の重要性ですね。食物繊維も昔は食べ物のカスと言われ軽視されていたわけで、一見不要だと思われるものが実は大事なものであるということは日常生活の中でも案外少なくありません。