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ミュージカル『天使にラブ・ソングを・・・( シスター・アクト )』
観に行ってきました。
シスターポスター.JPG
これ 完全完売だったのですが
水曜日、Bunkamuraの前を通ったので
ダメもとで 戻りチケットを確認したら
なんとなんと 17列目センターという 神席が!


感想:
こっ・・・
こんなに素晴らしいとは。
Original Sin YEAHHHHHHHHHHHHHHHHHH
Confession WOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOO!

もう・・・昇天!
今世紀最高の
アガペー全開ミュージカル!!!


そもそも わたくしは
「神が遣わせた『人』」
という 概念『SHIROH』とか 『レ・ミゼラブル』とか)
もんのすごく 大好きで

そして
一見 合わないもの同士の(人種が違う、生きる世界が違う、という 誰かの規定した「一見」)
お互いの行動が お互いを良い方向に変えていく系『WICKED』とか)
大好きだというのに

さらには
誰かの価値観が決めた 「一見 不道徳」なものが 神に愛される
『CATS』の グリザベラとか 『ジーザス・クライスト=スーパースター』の マグダラのマリアとか)
という図式に 弱いのですが

まさかの この3つの コンボ。
もう
す~~~っごい
ツボ!!!


最初の 場内アナウンスから
「携帯は お切りください。
録音・録画、
それは sin(罪)
です
デバイスを切ってお楽しみください アーメン!
で 始まるところから 
アがりました。
(小学校以外は キリスト教学校出身の わたくし)

クラブ歌手の デロリスが
愛人(ギャングのボス)による殺人現場を目撃してしまい
証人として出廷するまで 修道院に隠れることになるのですが
(現場を見たときに 見てないフリをするために
死体に対して「あら 寝ちゃってるのね」
と 必死にごまかす デロリス・・・)

修道院に入ったとたん
「何ここ~ マジ
最悪なんだけど~」


タバコもお酒もダメ、
とんだところに 来ちゃった感 いっぱい!
よその教会から来た修道女として身を隠すため
露出の多い服から、「ペンギン」みたいな服に着替えさせられ
食堂では 院長を怒らせて
断食を命じられて

そんな デロリスに
シスター メアリー・ロバート
「寝られる?
タバコ臭いし
前は バーなの」

「それは とっちめて やらなきゃ!」
と デロリスが 出て行っちゃうので
追っかけていく シスター メアリー・ロバートと
好奇心旺盛な 太目のシスター メアリー・パトリック。

ミラーボールに
「天使!」と 目を輝かせる 修道院の外に出たことがない シスター メアリー・ロバート。
タバコ、お酒の世界に
「黙示録みたい~」
「私
地獄行き かしら~~~」と キャッキャする
シスター メアリー・パトリックの お茶目さ
ときたら!
そして お金もないのに 周りの人に「おごるよ」といわせる デロリスの人間力ときたら!

そんな 破天荒なデロリスが 修道院の聖歌隊を指導することになって
下手くそすぎる そのコーラスを 直していく、
そして 歌で 自分の殻を破っていく修道女たちが 最高!!!
大きな声の口火を切る シスター メアリー・パトリック、
オルガンのおばさんの ノリノリの 早口、
小さな声しか出なかった シスター メアリー・ロバートの 爆発!!!
圧倒的な 多幸感!!!!!


最後
「♪Gloria in excelsis Deo~」と はしゃぐ 修道女たち。
神はいと高きところにいる
だから「Raise Your Voice」する、
デロリスのやっていることは 実は教義に 反さないのです。

厳格な暮らしの修道女たちからしたら
悪魔の使いのような デロリスが
愛されていくのが 嬉しくて楽しい。

異端者をいじめたりしない。みんなが デロリスを 素直に受け入れ
好きになっている。(厳格な院長はちょっと 苦い顔ですが・・・)

この教会は つぶれそうで
でも デロリスが来て ミサで
「Take Me to Heaven」を歌う。

これは 芝居のオープニングで
デロリスが 歌っていたときには
正直 迫力不足だと思ったのですが
まさか この ハーモニーの厚さの 伏線だとは。
そして歌詞が (本当はエッチな意味もあるのに)
神に捧げているように聴こえる!!!

そして この ミサが
宗教新聞で
「今世紀 1つミサを見るなら
コレ!」
「今世紀最高にイケてる ミサ!!」

などの 世紀のミサ評が出まくるのが 痛快でたまらない。

そして つぶれそうなこの修道院の建物を
買い取ると言っていた人が 聖歌隊のファンになってくれて
買い取り金額相当を 寄付してくれて つぶれないどころか修繕できて、
結果的に デロリスに救われる。

そして 法王の前で御前公演を行なえることになったときに
みんなが 不安でたまらなくって
デロリスの寝室に パジャマで集まっちゃうとき
みんな 頭は 修道女のベールのまま
だったり
なんて楽しそうな 修道院!
最初のほうの「ナン(修道女)になって 良かった」
の 歌も かわいらしくて・・・


だけど テレビでも紹介されて
ギャングにも 知られるところとなって

デロリスが 修道院を去るべく
「本当は 自分は修道女ではない」と告白し、
そしたらみんな 嘘をつかれていたことに ショックを受けてしまい
だけど この修道院から出たことがない
シスター メアリー・ロバートが 自分も連れて行ってと頼む。
それを断る デロリスだけど
自分のブーツを シスター メアリー・ロバートにあげて
シスター メアリー・ロバートは 自分のロザリオをあげる。

「危険を避けて生きてきたら 何もなかった」と 歌いあげる シスター メアリー・ロバートが
デロリスを忘れようという院長に イヤだと言い、
助けようと言い出して
シスターになるかどうかも 自分で決めると言えるようになるところ、

そして
デロリスも いちどは 修道院を出たものの
「自分の名声」の歌手になることを望んでいるのに
「みんなでハーモニー」をつくることが 忘れられない。
修道院を出るときに 誰かが 聖書の一節をデロリスに向かって言った。
そして それに対して
「イザヤ第55章12節ね」
と 即答したデロリスもまた じつは聖書を勉強していた・・・
このくだりで わたくしの涙腺は 決壊!!!
そうして 修道院に 戻ってしまうデロリス。

一方 どうやって 修道院に潜り込むかの作戦会議をしている
ギャングたちが「デロリスの行動なんか お見通し」
「修道院など すぐ たぶらかせる」と
カトリックにのっとった歌詞の曲で 面白い踊りをするくだりも 爆笑。
(1人だけ 何言ってるかわかんない ギャングがいるのが また・・・)

修道女のかっこうで 潜り込んだ ギャングたち。
デロリスを かばって
「主よ!覚悟はできました」
「Take Me!」
「Take Me!」

と 前へ 前へと 出てくる 修道女たち。
そう、カトリックは 死など おそれない・・・
あの「Take Me To Heaven」が この伏線でもあったとは!!
(メアリー・ロバートがあげたロザリオで 弾でもはじくのかと思ってたわたくし 懺悔)

そして 
「修道女のふりして 潜り込んでいたとはな」
と言うギャングに対して
デロリスを疎んでいた院長が
「彼女は 私が今まで会った誰よりも シスターです!」
と 言い放つところ、
わたくしの魂が もっとも 高揚した瞬間です!!

そこへデロリスのことが ずっと好きで
だけど 汗っかきで ドジで 
人が大勢いるところで銃を発せなかった
警官の スウェッティ エディが ギャングに銃をぶっ放って!

スウェッティ エディが 
男として エディとして
デロリスに キッスしてもらって
修道女たちが「キャー!」と 薄目で ガン見してたり
十字を切るのがまた かわいいッ・・・

そして つべこべ言わずに
最後 御前公演の
最高潮のところで 終わるのが 最高!

後日譚とか いらないもの。

この作品、映画から 舞台でのミュージカルになったの わかりすぎるほどわかる。
歌声が 生で身体に響いてくる。
大きな声で歌うことの楽しさ、ハーモニーをつくる楽しさ、
生きることの祝福に満ちている。
そして、
人は人を 思いやって 愛し合ったほうが
人生は楽しいんだと
それは 神が与えたもう そして 人がなしえるであろう 祝福であると
説教くささゼロで みせてくれた
『シスター・アクト』、
そりゃ~ 完売するわな・・・
物販を普段買わないわたくしが 
パンフレットと シスターキューピーを 購入してしまう 信者と
化しました。
(Tシャツもほしかったけど のきなみ 完売・・・)

日本版は
最後に出てくる御前=パウロ6世が しお もんた先生だったというではないの・・・ッ
(2:30に 塩田法王wwwww)
2016年の再演 絶対に 行くわ!

いわゆる 世俗まみれの人が
実は救世主というか 天使だったという 神の思し召しは
修道女たちが ちゃんと信仰していたから得た恵みなのか
そういったキリスト教的な本質は ハッキリとは わからないのだけど
もう 神様仏様 シアターオーブ様、と
シアターオーブ教の わたくし。
『ジャージー・ボーイズ』も 最高だったし
『ピピン』も 最速先行で 良席をおさえ済み
です!
『ピピン』、わたくしは
パティーナ・ミラーさまのブロードウェイ版 2回観てるんですが
『シスター・アクト』のブロードウェイ版も パティーナさまだったんだ!
と Youtubeで知りました・・・
神様、仏様、Youtube様!!!

シスタークッキー.JPG
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