デボラ・コルカー・カンパニー『ルート』
に 行って来ました。

なにが 素晴らしいって

1幕 18時~18時25分(25分)
休憩 20分
2幕 18時45分~19時20分(35分)


実質合計 1時間!
ピナ・バウシュさまだったら
まだ 小芝居の 最中ですし
昨今キューブに移籍した ケラリーノ先生の お芝居だったら まだ 1幕も 終わっていないところです。


内容も 非常に 引き締まっていて
太陽のように陽気な1幕、
月というか宇宙のような2幕前半、
器械体操的な2幕後半で 3味 楽しめ、

しかも 5000円!
ピナ・バウシュさまだったら 15000円 は するでしょう。
3分の1の値段で 3倍 できるんだ・・・。

短いのに 3味楽しめ、
中ダレがないから 面白かったという充実感だけが 残ります。
(短いとわかっているから 集中 できるしね!)

パンフレットにもあったように
「ゴミ箱に棄てたものだけで別の作品ができる」
というほど 核だけを選りすぐっている のが よくわかりました。

捨てられる度胸があるほど
才能
という気がします。

バレーと バレエと ピアノをやっていた
という 異色の経歴の持ち主の デボラ・コルカー。
「ブラジル中がピナ・バウシュや イリ・キリアンのマネをしているときでも
私は自分の中の情熱に従って作っていました」
という パンフの文章にも
感銘した次第です。
(ピナさまの『パレルモ、パレルモ』も、スパゲッティがどうとかいう
小芝居を 3時間やらなくても
頭のリンゴ、壁こわし、くらい 核だけにしてくれて いいのに・・・)


前日に神奈川県民のHPでネット予約したのですが 
ラッキーなことに 5列目が取れ、
演者の顔まで はっきり 見えました。
宇都宮まきチャンみたいに さりげなく 足のニオイを かいだり、
人間を 下駄 みたいに 履いたりする動作も よく見え、
表情の豊かさ、明るさ、
笑顔や 驚いた顔での 踊りのキレが よくわかった1幕と
あの チラシの 人間観覧車みたいな サーカスチックなのを観られた3幕後半が
特に よく、
人間観覧車に おきましては
横浜の名物観覧車で 屋外パフォーマンスしてほしい
と 思いました。
(曲で カノンを使うのだけは NODA・MAPの
古田新太さまみたいに そのまま スローで トイレにはけそうなイメージが強いので
他の曲がいいのでは と 個人的には思いましたが・・・)


最前列には 小学生の子が 2人並んで観ていたり
客席には けっこう 子ども率が 高かったのですが

DVDを 即買いしていた ご主人さま
「横浜は 民度が 高いんだよ。
君も 前に ここで 子どもが評論してたの 聞いた
って 言ってたじゃない」

そういえば・・・
バットシェバ舞踊団『テロファーザ』を 観に来た際にも
小学生の女の子が 終演直後、

「え、これで終わり?
思ってたのと ちょっと違うな

と おっしゃって いました。

辛口
小学生ブロガー!?


その後 赤レンガや みなとみらい方向へ 海沿いを散歩して
中華街で お食事しても
9時半にも なっておらず、

ピナ・バウシュさまや ケラリーノ先生なら ようやっと クライマックス
さしかかった ところです・・・。
ケラ・バウシュ。。。

年をとったせいか
「短い上演時間ほど 名作」
という 気持ちが 年々 強くなる わたくし
です。