三溪園 「鶴翔閣」特別公開と無料イベント | ちょっとしたこと

三溪園で「鶴翔閣」の公開と、瓦の拓本がとれるイベントがあるとのことで行ってみました。

 

「鶴翔閣」特別公開と無料イベント

 

今日も晴れてめっちゃ暑かったけれど、この青空がよかったりする。

 

 

蓮もまだ咲いているし。

 

 

白いのが咲いている。

ギリギリ花びらが落ちていないって感じ。

見ることができてよかった。

 

 

この一輪だけ白いのは、なぜなのかな。

 

 

 

暑い中、元気に咲いている。

 

 

望遠で寄ると、青空が白くなってしまう。

逆光なのもあってか。

 

 

先月末に見たときよりも、草丈が高くなっている。

 

 

全体的にめっちゃ伸びている。

大きな蓮の葉の群生もいいね。

 

 

葉の隙間から見えるつぼみもよき。

 

 

つぼみがとてもかわいい。

 

 

 

 

パッカーンって感じ。

全身で陽の光を浴びているような。

 

 

 

この状態もすごく好き。

 

 

イベントまで時間があるので、大池の前の藤棚のベンチで一休み。

池に何本か線があるのは、鳥が池の上を進んでいるから。

 

 

この藤棚が日陰になってくれて、少し暑さが和らぐ。

 

 

改めて見ると、藤の葉も美しい。

 

 

三重塔と百日紅。

 

 

赤い百日紅が、緑の園内のアクセントになっている。

 

 

鳥が進むスピードが、意外と速い。

 

 

こちらはのんびり。

 

 

そろそろイベント会場の鶴翔閣に行ってみよう。

 

 

入ってまず驚いたのは、冷房が効いていること。

整備工事をしたときに、空調も入れたよう。

 

鶴翔閣には、お正月にも入ったことがあるけれど、そのときよりも美しく見える。

陽の光の違いなのかな。

また、襖などがないので、とても広い空間に圧倒される。

 

 

広間がゴージャス。

緑が豊かな夏に見ると、また違った印象になる。

 

 

当時の建物としては、かなり天井が高い。

 


 

お屋敷全体がサンルームのよう。

 

 

楽室棟の端まで行って、振り返るとこんな感じ。

 

 

木枠で切り取られた風景も絵になっている。

 

 

廊下にも畳がある。

天井も照明も味わいがある。

 

 

浴室

現在の浴室は、隣の倉を改修した後につくられたもので、その当時の姿に復原しています。

平成の整備工事前は檜の浴槽を使用していましたが、床の解体工事中に焚き口、煙道が発見され、また敷地内にあった釜の大きさと合致したので、五右衛門風呂であったことが分かりました。

床、内壁は人造石研ぎ出し仕上げ。意匠的には白雲邸にある五右衛門風呂を参考にしています。

 

この浴室、今にも通じる造形と思う。

浴槽もかわいいし。

 

 

こちらが倉。

普段は扉を閉じているよう。

お宝をしっかりと守るような、そんな重厚な扉。

 

 

客間棟もとても広い。

3部屋で28畳もある。

それに廊下の畳が6畳。

廊下の木の板の部分が6畳ある。

ちなみに楽室棟はここよりも広い。。

 

 

部屋の隅々まで美しい。

風景もそのひとつ。

 

 

廊下側は更に緑が濃い。

 

 

中庭にも緑が。

 

 

廊下にも畳が敷かれていると、冬も冷たくないかもね。

 

 

この2畳の空間がすごくいい。

2畳ぴったりに襖があるし。

 

 

屋根裏を見せてくれている。

結構、広いみたい。

 

 

ぐるっと回ってきたので、玄関の方に出てきた。

 

 

玄関の造りも美しい。

 

 

イベントの時間が近づいてきたので、茶の間棟へ。

 

 

拓本が展示されている。

 

 

この和紙を使う。

薄い方が使いやすいとのことで、私は左側のを選んで。

 

 

霧吹きで和紙を湿らせて、余分な水分は布を当てて取る。

 

 

瓦の上に和紙を載せる。

瓦の写真も撮りたかったけれど、和紙を持っていたので撮れず。

この和紙に布が巻いてある棒を使って、ポンポンと叩いていく。

 

 

瓦の模様が出てきたら、同じような棒を使い、黒い絵の具をポンポンと載せていく。

ちょっと黒が濃いみたい。

 

 

慎重に作業したつもりだけれど、結果はこんな感じ。

まあでも、模様がちゃんと写しとれたのは楽しかった。

 

 

拓本は博物館で見かけたりするので、気になっていたところ。

こういう機会があって、よい経験になりました。

企画してくださった方々に感謝。

 

鶴翔閣を出て、再び散策。

ここの竹林が好きなので、今回も撮ってみた。

青空に青竹が映えて、嬉しい。

 

 

展望台がある松風閣へ。

 

 

今回もここで撮っちゃう。

私はここから見える景色が好きなのだけれど、他のお客さんが「景色はよくないけれど、見晴らしはいいね」と言っていたのが、ちょっと気になったりもして。

 

工場やビルは、景観が悪いものと思う人は少なくないみたいね。

確かに人工的なものは、自然を破壊しているようで私もよくないと思うけれど、一方で人間にはこういう技術があるというのを目の当たりに見ると、なんだかすごいなと思ったりもして。

 

 

逆に何もない海を見ている方が、飽きそう。

ここに来る人たちって、わりと建物を見ているような会話をしているのよね。

自分の知っている建物を見つけたいみたいな。

 

 

といっても、私も数年前まではこういう景色を見てもピンと来なかったけれどね。

今は「錆もいいね」なんて思ったりして。

 

 

お仕事の乗り物を見るのも好きだったりする。

 

 

高いものが気になってしまったり。

 

 

金沢のテクノタワー。

 

 

 

たまたまタンクの方を見たら、こういうのも悪くないと思って撮ってしまった。

この丸さがかわいいと思ったりして。

その先の波もいい感じ。

 

 

そのままタンクの横も撮っちゃった。

こういうメカメカしいのも好き。

 

 

クレーンやごちゃごちゃしたのも。

 

 

やっぱり撮っちゃう。

 

 

大きなキリン。

今日は視界はあまりよくなかったけれど、意外にクリアに撮れた。

 

 

松風閣から三重塔の方へ行き、坂道を降りる途中。

この景色も好き。

 

 

この東屋にはよく人が休んでいるけれど、今日は誰もいなかったので、入ってみよう。

 

 

ここから見える竹林もよき。

 

 

旧矢箆原家住宅へ。

今日も囲炉裏の煙が、モクモクと出ている。

 

 

こちらの囲炉裏ではなく、奥の方の囲炉裏から煙が。

 

 

こちらから。

 

 

燃えているところがよく撮れなかったけれど、赤々と薪が燃えていた。

 

 

季節の生花。

 

 

仏壇の扉が開いている。

中を初めて見た。

お盆の時期にしか、公開しないようで。

見ることができてよかった。

 

 

 

 

玄関から出てふと見上げると、茅葺を間近に感じた。

 

 

木槿なのかな。

かわいいピンク。

 

 

今回もとてもよい散策になりました。

鶴翔閣の中に入れたのもよかったし、拓本をとるのも楽しかったし。

年間パスポートを買って、本当によかった。

 

 

ではでは、こちらはこの辺でクローバー