雨にも風にもまけて‥‥
ミズノオープントーナメント(6月27日~30日)が終わったばかりの瀬戸内海ゴルフ倶楽部で県の0Bメンバーとプレーしました。
コースは満点の整備、天気も薄曇りと絶好のコンディションです。
肝腎の腕が今一で、私だけでなく全員午前中のスコアも今一でした。
ゴルフはスコアだけではないと、意気揚々と午後のプレーへと迎ったのはよいが、雨が降り出しました。
と思う間もなく、どしゃ降りの雨とカサをさせない程の強風に加えて、雷も鳴り、避難勧告のサイレンまで鳴り出します。
あえなく、雨にも風にも負けてリタイア。
思い出したのが、「雨ニモマケズ」の宮沢賢治の詩です。改めて、「宮沢賢治詩集」(角川文庫)をめくってみました。
カタカナで書かれた詩は、この「雨ニモマケズ」だけです。しかも、ストレートに心情が伝わってくる詩は、比較的少ないのです。
宮沢賢治の“特異な資質と鮮烈な才能”は詩心がないと中々理解しにくいように見えます。
とまれ「雨ニモマケズ」は突出した存在感があります。